久々の目黒不動尊のお参り中に考えていたこと

昨日は、夜9時頃に、一ヶ月ぶりに目黒不動尊への散歩。
2週間に一度は必ず出かけていたのですが、
一人、不甲斐ないことに仕事上の夏バテで
そうもいかない状況が続いていましたので。


境内の辺りは暗く、盆踊りをするための台が設置中です。
夏のにぎわいですね。
いいなぁ。


先月までは夜9時に本堂のほうへ通じる階段が閉ざされ、
本堂前まではいけないだろうなと思っていました。
それが昨日、10時前後まで開いて本堂までいけました。


ラッキーと思っていたら、
背後でガラガラガラっと門が閉められる音がする。


お参り中に閉じ込められていた。 ^-^;


出してくれーと言えば出してくれなくもないでしょうが、
いつものように大日如来像のある裏門から退散しました。


以前は、独鈷の滝があるところへは夜間遅くいっても開放されていたのだが、
そこもかしくも境内本体内部はすべてクローズされてしまうようになります。


私は独鈷の滝の滝が水面を打つ音を聞きながら、
考え事をするのが好きで、数時間もずっといて、
気づくと夜中の2時とか。
今の時期は、蚊に襲われ、
ひどい目に合うのですが。


それに見合うだけの、
精神修養になります。


もう、それもできなくなったのかと思うと残念。


皆様も、閉じ込められにはご注意くださいね。


思い出せば、祐天寺の墓地も門が5時で閉まり、
そこでも閉じ込められたことがありました。
どちらも門をよじ登れば問題なく逃走できます。
だから閉じ込められるのも必要悪かと思いつつ、
「とっとと出てってください」と一言をもらう。


自宅にこもって考え事をしたくはないときも、
あるものです。
そんなときに、寺社の水の音がいい場所など、
自然が少しだけ感じられるところに訪れると、
気も晴れるということも出てきますね。




少し話がそれますが、


笑顔がよくないと商売はできない


テレビをみていたら、
恵比寿の魔境の雑居商店ビルの店主たちが
ひたすらその言葉を強調しているシーンを観ていて。
笑顔がなければ客が来るはずがないよと言ってます。


バングラデシュ製の1万円スーツを販売する経営者。


接客で笑顔がでてこないぞ!というところを
強調させる製作者側の狙い。


ただ、映像を見つめながら、
他人ごとじゃないと猛反省。


満面の笑みで、平素からウエルカム姿勢で接すれば、
それで自他共に癒されますし、勇気づけられますし。


目黒不動尊の境内でたたずむのも、
神様に願い事をまるなげしたいためではありません。


内的な自問自答を深める場なのです。


自分の心を知り、
生きる優先順位、
仕事の優先順位、
そして主体性ある生き方へ。


傷つきやすく脆いところを、
打算や競争心、嫉妬心と考えて、
人間を丸くしていきたいですね。



そこに『笑顔が商売の武器』と、
底抜けの笑顔で言えるようなら。


仕事もプライベートにも、
思考が変わるのでしょう。


自分の内側で門の中に閉じ込めた喜怒哀楽のすべての感情を、
周りにばかり気遣っているつもりで臆病にならずに、
笑顔で喜び、笑顔で怒り(竹中直人の大人の笑い?)、笑顔で哀しみを噛み締め、笑顔で楽しむ。
そうなれたら肉体的にも精神的にも自然にタフになっている。



そう、思いませんか?



知り合いの先生が、人生をかけての人間革命中です。
その様子をときどきメールでご連絡をいただいたり。
修羅から脱して菩薩や如来へのステップアップ中で、
日々、自問自答をなされつつ己を磨いておられます。
私は、精神的にとても励みにさせて頂いております。



人はいくつになっても、
死ぬ直前まで変わらず。
理想の物語で活躍できるようにするため、
膠着した自分をほどきながら生きている。


答えは、そんな自分の中にあるものです。



それで、いいのだろうなと思うこの頃。


とりとめのないことを書いて、
申し訳ありませんでした。 ^-^;