もう三月も後半にさしかかり、早咲きの桜が満開になってきました。
春、ですね。
花粉症の季節だからというわけではありませんが、
冬の時期にマッチした体を脱ぎ捨てる季節ですね。
体質が冬モードから春のコンディションにマッチした状態に移り変わる時期。
意外なことに、この時期は事故や怪我などが多いといわれています。
私も、以前、この時期にこっぴどい怪我をやらかしたことがありました。
骨折まではいかなかったのですが、不注意で足裏に釘を突き刺しました。
ほぼ、貫通に近い状態で本当に、激痛でした。
自分で消毒薬で浸してバンドエイドを貼って、
その上をサージカルテープでぐるぐる巻きに。
その状態を押して、施術を何不自由ないそぶりでやっておりましたが、
痛みで「うぉ〜〜〜っ」と叫びたくなるような2週間を過ごしました。 ^-^;;
これも、まさに。
ちょっとした不注意から、
こんなことが起きるなんて。
と、茫然自失状態になりました。
そういえば、私の母が、近所のお宅の駐車場の策を乗り越えようとして蹴躓く形で
手首の骨にヒビが入ったのもこの時期だったと思います。
今のこの時期が、何かが起こりやすいときなので、
最新の注意で事故や怪我から身を守ることが必須。
野生の動物は、餌の少ない冬の時期が終わり、
少しずつ餌が豊富な春、そして夏に向かうと。
体内のホルモンが子孫を残すための繁殖へと
状態が大きく舵が回されるようになる。
この子孫を栄えさせるためのモードは、
自分の自力を他の生命へ割く行為です。
大きく体の中のエネルギーの流れを変えてしまう。
外見上はいつものあなたですが、
体内環境は大幅に移り変わっているのですね。
それだから、
この時期は意外と注意力が散漫になりやすく、
ふとしたことで怪我や事故が起きやすい時期。
うまく冬モードの体が春モードにスムースな改変ができないと、
そのときに生じた体調の不良が長く尾を引くときがでてきます。
これはなかなか後に修正がしづらいような根をはることもあり、
その不調状態で長い時間を過ごさせてはならず、
早急な改善を求めたいものです。
呼吸器、生殖器、免疫系などが、
症状として問題が出てくるときがあります。
軽微なあまり辛すぎない程度のものは、やり過ごせるでしょう。
ただし重篤なものと移行すれば、春にとどまらず、夏やその後まで、
悪影響が続いてしまう人もでてくるようです。
そんなこんなの厄介極まりない時期ですから、
皆様、「注意一秒怪我一生」を合言葉にして、
お怪我のないように、春をお迎えくださいね。