あと7年もたてば65歳以上は3人が1人の割合で認知症だって?!


私がよく観る健康関連のメルマガを読んで驚きました。


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日本人の認知症の近未来について。
いまから7年後の2025年には団塊世代の人が75歳以上の後期高齢者に。
厚生労働省は、認知症患者は同年予想で最大730万人にのぼると発表。
そしてある調査ではその予備群とされる軽度認知障害は580万人を超える見通し。




すなわち認知症患者の数と合計すると総数は『 1300万人 』に達することになります。



国民の9人に1人、65歳以上に絞れば3人に1人が認知症あるいは近似の人


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あと、たった7年もたてば、
65歳以上は3人が1人の割合で認知症となるだろうというのです。。。


国民の9人に1人というのでもびっくりする数字なのです。


つまり65歳以降の3人家族であれば、誰か1人かそれ以上の割合で認知症の問題がでてきてしまう。
老人となった夫婦のどちらかが相方が認知症であれば看ていくことになりますが、
なんら手をこまねいているならば、そのような危機が訪れるのは目に見えている。


こんなにも暗澹たる気持ちになる未来予測はありません。。。


認知症となられたかたを介護なさる家族の方々の苦労は、
計り知れないつらさをあじわうこともあるのだと聞きますから。




また、
イギリスの研究チームが頸動脈の血流をわずか5分間、超音波検査で調べれば、
10年後に認知症を発症するリスクが予測できると発表したそうです。


それはやはり頸動脈の血流に認知症との相関関係があるということでしょう。



人間は、人間関係等の過度なストレスからくる緊張した環境であれば、脳の血流が悪くなります。
または、脳内の血流量が脳の使いすぎにより過剰要求されたときも問題がでてきます。
だから勉強のしすぎや頭がよすぎるというのも実はネックになるのかもしれません。
ほどよく休めて、オンとオフをしっかりするべきなのでしょう。


または、たばこをくわえて、しらずしらず咬筋を硬直化させ続ければ斜角筋が萎縮して頸部椎間板を狭めます。
このタバコの場合には、加えるのが左右どちらかに偏りがある場合、その偏って吸っているほうに特に問題が出ることもあるようです。
斜角筋が萎縮することでの頸動脈の問題と、
後頭骨が下降して頚椎第一を狭めて脳内血流を悪化させる問題と。
そして他にも多数、問題もあるようです。



さまざま気になるようなケースもありますが、最近ではその頸動脈の血流を、
多くの人々が悪化させているように思えます。


それは昨今ではパソコン操作やスマートフォンタブレット端末等で目線を下方に向けるだけでなく、
頭ごと前にたらすような姿勢を維持する人たちが増えているからです。


それがつづくと、
みぞおちあたりの奥の大腰筋部分が硬化しだして息苦しくなってきますね。
そして頭が前か左右どちらかに傾いていますので、
傾いた頭をささえようと首の筋を硬化させている。


それが頸動脈の血流を悪化させる大きな問題となっています。



また、その頸動脈部分についたしこりは表面部分に留まらず、
のどの気管支や甲状腺等に癒着してしまうほど深層筋が硬化することも
長年ハードにパソコン等を使う者たちからは散見されます。
すると首の表層筋などはたやすくリリースできるでしょう。
セルフでオイルマッサージ等をなさればいいでしょうか。
中層部分までではカウンターストレイン等でどうにかいきます。


でも深層筋まで硬化が進むと、
実際、相当な深い鍼をしても、
なかなかすっきりするような状態にたどり着くことはありません。
私もさまざま試しましたが他の手技療法のやりかたでもそうでしょう。


プルパで、そこへのリリースへ感触をつかめたものの、
施術する側の負担から、ほんとうにここの緻密なアプローチは、
危険と隣りあわせで失敗したらという恐怖に身を震わせてのものです。
これほど神経をすり減らし、心身に疲労をどっとかぶせる施術も少ないといえるものです。
医師でもない私が、実際にこの部分を手を出していいものか、、、
はっきりいってあまりのリスクの高さから手を出すべきではないという判断も正解かもしれない。
他のより安全で快適なやりかたを模索すべきで、そこまでは封印するというのもありかもしれず。
首の深層筋にアプローチできなかった際には悩めなかったのが、
悩めるようになったことは進歩したような気もしますが、これは想像以上につらい判断です。


首の深層筋までいくと他器官や臓器との癒着も大きく影響するシビアさから、
個人的にはそこまで行く前に、皆様に、そうならないほうがしあわせですから、
十分に気をつけましょうと予防を訴えることの大切さを感じざるを得ません。




脳内に血液を送るための心臓からのバイパスとなる首。


頸部をきれいに長くしなやかに伸ばし、胸鎖乳突筋がくっきり浮かびあげるように。
そのような首であれば、おおよそ脳への血流は合格点。


あとは日頃から首を自身でやさしくマッサージを施すなど、
よい習慣をつけていきたいものですよね。