こんにちは。
ボディワイズの鈴木です。
東京の緊急事態宣言の解除に近づいてきました。
今回は個人的に、
特にしんどく感じた緊急事態宣言中でした。
精神的にも肉体的にも、いままでの疲労が蓄積してしまうころでしょう。
皆様は、いかがでしょうか。
ただ、そのようなところでも、なにか新たなことへの取り組みができないか。
というところでの、一見すると血迷ったかにもみえる「よもぎクッション」づくり。
クッションといいつつも、その上に座ったり、乗っかったりするとつぶれるのがいやで、
賭け布団状態にして利用実験をしています。
「よもぎ」の性質上、陰陽で言うところの『陰』にあたります。
過剰なものを拭い去るというデトックス力があります。
だったら石を同時に利用するというなら、『陰』の性質にあたるクールストーンでしょう。
クールストーンは下の写真のような並び方です。
そして下の絵は、ちょっと失敗なのですが、 ^-^;
よもぎクッションは、胸と腹の上に乗せます。
これで身体内部に肉体的な緊張というくすぶりが幾分か収まるはずだと。
つまり、
背中側のクールストーンと、お腹側のよもぎクッションの陰陽バランスの『陰』の性質をいただいて、
体内の暑くなってこもった気の状態を、
平静なバランスへと戻りづらくなったところを拭おうという考えです。
ホットストーン化しなかった理由は、
背中がホットストーンで「陽」、腹側がよもぎクッションで「陰」となると、
陰陽のバランス調整を体が迷うのではないかという配慮からです。
ただ単純にホットストーンにしてみても、
筋硬化がごっそり緩むという成果が下がるものではないようです。
やってみてわかったことですが、
短時間、これで寝るだけで疲れの抜けが大きいように感じました。
朝の5時から動きっぱなしで、それなりに眠いし疲れていました。
でも疲れても動けてしまうから、まぁそこそこ悪くないのかと思いましたが。
このクールストーンとよもぎクッションによる寝るだけヒーリングをしたら。
まったくの個人的感想ですが、
カラダのくすぶり熱のようなこもった嫌な感じがすっぱりと抜けました。
ありがたいぞ!
ただそれ以上に感じたのが、
不思議なほど、
この寝るだけヒーリングを終えて。
眼がぱっちり、モノの見え方が変わりくっきりして像が飛び込んできました。
カラダの首筋などの筋が緩んだんだろうかと思いました。
手で首筋の斜角筋の状態をチェックすれば、10分ほど横になっただけですから、
「やや緩んだかな」程度です。
ですが、体感的にはそれ以上に目が見やすくなり、
体全体のストレス値が低下したような気がします。
そこまでは、もしかしたらあるかなと予想していた傾向に沿っており想定の範囲内です。
ですが筋肉を整えるという部分ではないのですが、
想定以上に精神的なバランス修正がなされたようだと実感できました。
私の個人的な推測ですが、
カラダの表層部の血流が改善しただけでは体がちょっとすっとしたとか楽になったとか、
そういった実感に留まるものです。
ですがカラダの深部にあるコリがほどけて動脈部の血流の通りがよくなると、
体内の無駄な熱がこもったものが押し流されて、
かえって暖かい血液がきっちりした流れを取り戻してくれる。
すると体内でこもる炎症熱も良好な血流で熱を奪われて適度なクールダウンが図られます。
そのようになったときの感覚に近い現象をカラダのなかで感じ取ることができました。
「よもぎ」はお灸をするときのもぐさをとるための原料になる植物です。
お灸は、通常は火をつけて患部に熱を注ぎ経穴の気の流れを復活させて、
体調をよくするようにもちいられます。
ただ中国古典医術書とされ現在も影響の濃い黄帝内経には、
「よもぎ(もぐさ)は火を付けなくとも、治療効果がある」と解説され、
火を付ければ強い「陽」の影響を与えることになり
火を付けなければよもぎの持つ生来の「陰」の影響を発揮するものです。
火をつけないよもぎがどれほどのパワーを発揮するかまでは、言明されていないようです。
(とある本にはそう書かれていたのですが、今度、機会を観て黄帝内経の該当する項を見つけ出せればと思っていますm__m;)
火をつけていないよもぎのクッションを腹や胸の上に乗せるとき。
よもぎのクッション自体がかなりの空間を含む構造ということもありますが、
乗っかった厚手の掛け布団のようなクッションからは暑苦しさは感じませんでした。
(現在、室温は27度です)
カラダの芯となる深層部の動脈に関係する位置が炎症熱がこもったり、気が詰まって流れが滞ったりするとき。
そうなると体を外的に緩めようとこころみても、なかなかすっきりしたクリアな気分に移行しづらいのです。
それは、ほっとした落ち着ける感じともいえるでしょうか?
ただカラダの芯に近い位置に関するところに改善があると、
気づまりが抜けるためか、精神的な面が不思議なほどすっきりする状態を迎えることがあります。
現時点、よもぎのクッションで諸病が癒えるかどうかは未定です。
ですが、よもぎのクッションからは、さらに磨きをかけて活かして使うなら、
痛みやリスクのない、ある程度の身体調整作用もあるだろうと感じています。
立位体前屈で、利用前と利用後を測ると、使った後の結果、いいですよ~。
「もっと肩の力を、どっさり抜こう」
そういうことを言葉で言われても、
コリコリになっているカラダは、
凝るには凝る理由や意義を感じてます。
素直に指示を聞くようなことはしません。
でも、そういうときによもぎのクッションは、言葉を使わずに肩の力を緩めてくれる。
よもぎのクッション内の乾燥ヨモギの力が体の中の無駄な熱を瀉血するかのような排泄作用がある。
そのクッションを使うものの体質を読んでいけば、よもぎのクッション以外にもパワーを秘めたハーブや鉱石があるので、
そちらを適量を判断して内部に入れてみることで、さらに目的的なコース設定をかなえられるとイメージしてます。
そうなると、ようやく専門的に今まで様々なハーブや鉱石について、
手に入れて研究してきたところの利用の落としどころが見つかるのでしょう。
私の知る人にご自身やお身内に、重篤な病になりつらいときを送っているという方がいます。
私が施術にお伺いできる距離ではない地にお住いの方ですし、
その症状は私が一度や二度見させていただいてどうにかなる範囲の外の状況とお伺いしています。
そのような気持ちが将来に向けて緊張をせざるを得ないときほど、
筋肉の緊張が始まり、その緊張が続きすぎて陽極まれば陰に転ずる流れで、
徐々に筋力が弱まって血液やリンパ液などの代謝が滞って虚脱していきます。
個人的には、難しい性格の私の姉に「これ、いいから使ってみて」と、
使ってもらえば心持が幾分か穏やかで背負った荷物の重さが減るのかともくろんでいました。
もしかしたら、意外とハーブの女王よもぎさんはやってくれそうな気がします。
ただ、もしかしたら緩和ケアなどで強いモルヒネ投与をなさられている方々にも、
カラダの負担が減るようなことが起きればとも願いだしています。
いまは、私が施術できる距離ではないところのお知り合いに対す、後者の方を強く願っています。
ここからがよもぎクッションづくりの実作業的な問題となりますが、
よもぎ摘みは楽しいんですが、
摘んできたよもぎを水洗いして茎と葉を分離する作業が、けっこうしんどいです。。。
それに、上記画像に映っているよもぎクッション。
このクッション用に集めたよもぎの処理によもぎ摘みが6回(一回につき作業時間2.5時間)と洗浄と乾燥作業。
洗浄方法も、徐々に工夫を重ねて、しおれさせるようなことなくきれいにすることができるようになりました。^-^
もちろんよもぎのもっとも薬効の強い部分のみを限定して丁寧な採取をしましたから、
その意味でも、非常にいい仕上がりになっているでしょう。
よもぎ摘み中だけではなく、よもぎの洗浄作業中も、
マダニの恐怖と隣り合わせで、注意深くしても確実に餌食にされます。
それに耐え続けたことも、いまは報われました。
ただしこれからまた、これと同様なものを作ろうとしても、難しい。
よもぎもすでに茎を高く伸ばして、
成長に力を使っていますから、よもぎの薬効が落ちていくでしょう。
新芽、新葉部分の力強さが3月、4月がいいようです。
ヨモギの群生しているところも、
梅雨以降、他の草が高く生い茂って隠れてしまい採取もしにくくなります。
できれば3月くらいによもぎ座布団について関心をもって動けていればと、
そこが悔やまれるところです。
私は個人的に屋上でよもぎ栽培していて、
いまが最盛期の薬効状態のよもぎがそろっています。
ですがクッション等にするには圧倒的に量が足りません。
皆様。
もし、乾燥よもぎをつかったクッションに関心を持たれた方がいましたら。
ぜひ、だまされたと思って。
来年の3月、4月によもぎをたくさん摘んでよもぎ座布団(またはよもぎクッション)づくりしてみてはいかがでしょう?
東京住まいで車がないので、よもぎを手に入れるのが大変でしたが、
もっとよもぎが手に入れやすいか、自動車で大量に採取して帰れるなら、作業回数も減って負担も少ないはずです。
自分のため、またはご病床におられる親や友人のため。
それをぜひ、活用していただければすばらしいことだろうと思えるようになりました。
自分でためしに使ってみて、あなたに勧めることができるようになりました。 ^-^
これは私が自分でこっそりつかうべきものではなく、
多くの方々がこれにより身心を癒し整えるのにつかわれるべきもののような気がしています。
余談ですが、
昨日、国民健康保険の新年度規定書類が品川区から届きました。
真剣にセルフディフェンスを考えて、
有効なものを取り入れたほうが賢明な時代がきたといえるなと。
これからの時代。
つくづくと、そう、考えさせられました。