アップル社スティーブ・ジョブズに、ニューヨークタイムズ記者が問いかけました。
『あなたの子供たちは、さぞやiPadに夢中でしょう?』
するとジョブズから返された答えに記者は絶句したといいます。
『いやぁ、うちの家族にはテクノロジーの利用は制限しているんだ。
だからiPadもiPhoneも、一切、さわらせていないんだよ』
人々をテクノロジーへの魅力を伝えるジョブズだが、
自分の家族に限ってネットを遠ざけているんですね。
ジョブズはテクノロジーの利便性より、
ネット依存の回避を優先していたのです。
そこに重要な秘密が隠されているような気がしてなりません。
詳しくは下記YouTube映像をごらんくださいませ。
依存症ビジネス
僕らはそれに抵抗できない
https://youtube.com/watch?v=S7hPwG-YRnM&feature=share
いまは子供たちもスマートフォンを操る時代で
SNSやYouTubeなど人とつながり新規性の宝庫。
インターネットを介して、
人は多くのワクワクと知識獲得や拡充の恩恵を受けて高揚感を得ています。
ただしそのネットで得た高揚感は強烈な常習性をもたらし、
依存症ビジネスの沼にはめられていきます。
ネット配信ドラマのついつい次をみたくさせるクリフハンガーの仕掛けもしかり。
インターネットに中毒症状を起こした者たちは、
お酒や麻薬と同様な末路をたどるだろう。
中毒になる仕掛けを入れ込んで買わせる側のジョブズは、
そのことに気づいていたのでしょう。
そこから身を守りたくなったとき、
必要性の低いときにも気軽にネット接続ができる
つなぎ放題のネット環境を積極的に手放す選択も『あり』だと感じました。
過度なネット依存は健康を損ねるように、私も思います。