代替医療関係の施術専門書を置く棚を持った書店が、加速して減少傾向中の光景に呆然。それら販売不振から、こんな扱いをされるとは・・・

個人的なことで申し訳ありません。

昨今、整体やオステオパシーカイロプラクティックなどの専門書を置く書店の書棚が減ってきています。
唯一まぁまぁの品揃えだった池袋のジュンク堂本店も、
徐々に新たな出版物を置くために良書が棚から引き払われてさびしい限り。

昨日(2023/05/26)神田神保町へ。
農林畜産関係の専門書が多数並ぶ農文協書店に寄り、次に三省堂本店の医療書センターへ。
三省堂本店も整体等の代替医療関係の書棚が減少傾向にあります)
それが、三省堂本店が建て替えで、建物が跡形もなく消えており、
近くに仮店舗。
そちらの医療専門書の棚では、
代替医療分野として東洋医学の本は半減されてはいますが、ありました。
(個人的感想ですが以前並んでいた良書は削られているようで、選書が微妙でした)
悲しむべきは専門書レベルの整体やオステオパシー
カイロプラクティック等は棚に一冊もありません。
このたぐいの本は割愛されるほど販売不振なんだと、痛感。。。

健康管理を期待するお客様を引き付けるYouTubeやホームページなどからの情報。
そういったもののなかには私ども専門家が観ても参考になるものもありますから、
『本から学ぶ』から『ネットから学ぶ』と変わってきているのでしょうか?

時代の変化を感じました。




そうした結果、施術関係の書籍に関してはいっさい得ることがなかったものの、
いくつか個人的に興味を引いた本を見つけました。



農文協書店で、
平積みされている甘酒製造元を多数掲載したおいしそうな甘酒図鑑をみつけました。


出版社 ‏ :  主婦の友社 (2023/3/31)
単行本 ‏ :  240ページ
ISBN-10 ‏ :  407452676X
(内容_
全国のおいしい「麹の甘酒」を164品厳選した日本初の甘酒ガイド。
栄養と効用、材料、歴史など基本知識を網羅した一冊です。
甘酒とは古来からある日本伝統の甘味飲料。
古くからつくられた米麹甘酒と、明治以降の新しい酒粕甘酒があり、
この本は全国のおいしい米麹甘酒=「麹の甘酒」を紹介した、
日本で初めての甘酒ガイド本です。

とのこと。

発酵食品として麹でつくる甘酒。
こんなにバラエティー豊かだったとは!!
驚きです。



あとは、ドイツのハーブ関係の書籍としては、
ドイツハーブ療法の母ともたたえられる聖ヒルデガルトが有名ですが、
書名 薬用ハーブの宝箱(アドバイスと体験)
https://shop.ruralnet.or.jp/b_no=02_4915245519/
というドイツ人の著者マリア・トレーベン
こちら世界20カ国で翻訳され愛読されているそうです。
こちらのハーブの本からはいくつかの疾病に対し有益な対処法を示唆してあり、
忌避事項や副作用などにも言及されている。
税別3500円という価格と私が普段使いできない西洋ハーブが多数あったため、
昨日は購入は思いとどめましたが、いずれ購入するでしょう。
ヒルデガルトのハーブ療法よりも私がみた範囲では実践しやすく感じました。
本書にはつくしんぼの成長したスギナというハーブが、
腎によくそれが腫瘍に対して益するものもあるとの強調された内容がありました。
スギナ茶などは体によいとは知りつつも、それをドイツの著名なハーブ研究家が
これほどしっかりと推奨なさっておられるとは。
驚きです。