朝倉彫塑館の生誕像をみると感じてしまうこと

都内では梅雨が継続中。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
梅雨のじめじめからバテ始めることってあります。
動いてもだるいし、動かなくてもだるい、、、。
なかなか始末に負えない体調を持て余すときです。

数日前『朝倉彫塑館(https://www.taitocity.net/zaidan/asakura/)』へ。


https://youtu.be/E1PAXWakwko


人それぞれ、芸術作品との向き合い方があると思います。
自分自身を振り返って、ほんとうに人それぞれなんだと感じるところです。


私が気に入っております作品のひとつに、
釈迦が生まれたときに天地を指さし、天上天下唯我独尊と唱えたといういわれがモチーフの
作品(生誕)という筋骨たくましい等身大男性裸像があります。
上掲させていただきました映像で最初に出てくる像です。


この像。

ぐるりと裏側にも回ってみる。
しばらくじーっと見ていると、
私には経絡人形をみるときの経絡の線が見えてきます。
邪道な見方ですが『こんな等身大経絡人形ほしいよなぁ。。。』
そういった感情がわき起こり、物欲しそうな目つきで作品の周囲をぐるぐる回り続け眺めます。


流注という体内を巡る経絡の配置を頭に入れるときに、
どちらの経絡同士がこの部位で交わるとか、
どこで臓器に入るのか。

なぜ、こんなにも多くの経絡が体の中を走っているのだろう?

十二正経や奇経八脈(きけいはちみゃく)から、
もうちょっと範囲を広げて絡脈までひとつの像で描き込みます。
そうした線が体内を透かして見る工夫した半透明像があれば、
直感的に、患者さまの体とその像がひもづけられたとすれば。。。

このような経絡が仕込まれ創造されなければならなかった背景があります。
一見しただけでは複雑怪奇なものに見えてしまうが、
それらがもつ機能を探り背景の理解が進むと、
それが施術に使える幅がでてきそうな気がします。

 

 

余談ですが、

ザクロ(

nippori-zakuro.com

)という夜はベリーダンスのショーをすることで有名なレストランにてランチ。

店内、高価な絨毯がしきつめられ、独特なステンドグラス調の照明器具が多数つり下がっています。

そこの陽気なトルコ人オーナーに、いじりまくられた。。。笑

場を和ませてもりあげるサービス精神が旺盛。

そんなお客をずけずけといじり倒しながら笑いをとっていくスタイルが定着していて、

そこになじめる人が引きつけられてリピーターも多いんでしょうね。

料理は贅沢ランチを注文したんですが、油が使われてない蒸し鶏丸々という感じ。

こんなに食べられないなと思えるボリュームですが、食べ終わっても胃がもたれない。

とてもおいしかったですよ~。