個人的な話ですがアナライザータイプの脱却

コーチングの本を読んでいて。

タイプ別コーチングという項があった。
4タイプに分けて把握する。

[タイプ]:(気質)
・コントローラー:(親分肌)
・プロモーター :(目立ちたがりや)
・サポーター :(人の和を大事にする)
・アナライザー :(冷静沈着な)

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アンケートのような形でいくつかのチェック項目をチェックすることで判別。

各タイプ別に、
[行動の様式、強み、弱み、どう動機付けをするか]が語られている。

ラソン小出監督高橋尚子選手に対しての接し方と有森選手とは分けているといいます。
高橋選手にはよくほめて、有森選手には個人を尊重して。
自分との相性が合う選手とだけかかわれればいいが、
そうでない場合には臨機応変に自分の接し方を変える。
それにより監督として選手の能力を引き出すという[目的]を適える。
それを実践しているのでしょう。

私が自分を判断してみると、
アナライザータイプ。

[行動の傾向]
・行動は計画的で慎重
・客観的で冷静
・まじめで頑固
・完全主義

[弱み]
・自己弁護が強い
・頭でっかちになる
・とっつきにくい
・決断や行動が遅い
・頑固で融通が利かない

[動機付け]
・情報の提供
・十分な時間
・一人の時間

よく思い当たります。

このアナライザータイプによって、
ずいぶんと助けられたこともありますし、
ずいぶんと遠回りしてきたこともあります。

行動前には既にその行動のイメージが完全にできるまで、
頭の中でイメージして繰り返しミスがないか検証します。
そのために膨大な資料を集め、
どうなるのか予想し確率を上げる努力をします。
個人的に[仕込みの時間]と呼んでいるものです。
それを経てから新たなテクニックをワークで利用します。
だから極端にフットワークが遅い。
着想は5年前で実施が今というものも多い。

寝かせて熟成させるのもいい。
それが私のスタイルだと思っています。

ですが今後はアナライザータイプの長所を保持しつつ、
プロモーターやサポーター、コントローラーの良い点も取り入れたい。
そうしていくことで、
自分のスタイルの良し悪しが始めて客観的に見えてくるような気がします。
きっとそのほうが自分が本当にしていきたいことの近道になると感じます。