図解する習慣


最近夜中に時間を使ってCGづくりをしています。
趣味半分に今後のワーク用にという実益半分です。


私は芸術家ではありません。
便利なイラスト作成ツールとして3Dを捉えています。
頭の中のイメージを構築する力の養成に役立ちます。
それもよい点ですよね。
書籍に掲載されているイラストとは一味違う、
今自分がほしいイラストが手に入る。
それも強みですよね。

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人体はさまざまなパーツによって構成されています。
すべてのパーツが集まり一つとなる。
同時に一つはいくつにも分かれている。


考えてみてください。
皮膚・骨格・筋肉・神経・血管・臓器などさまざまなパーツが分かれています。
同時にすべてのパーツは一つのものとして相互作用しながら集まっている。
その複雑に絡み合ったパーツの関連性を理解できるお役立ちツールです。
ワーカーには組織同士の関連性がくし刺しで見えなければいけません。


また頭の中でもやもやとしたイメージの詰めの甘さをぬぐってくれます。
私がワークを伝えた方に教えた内容を図示するように頼み誤解点を洗い出します。
言葉で説明していただくとうまくごまかされそうになります。^^1
でも図示していただけば未消化点が容易に発見できます。


ボディワイズでの筋膜のリリースについていいますと、
もともと抽象的な概念を取り扱っているものではありません。
多少の透視図は入りますがすべて絵にできる代物であります。
からしっかり消化できていれば、
スパァン!としたポイントを押さえた絵を書いてくれます。
絵にする過程で、初めて自分が何を観ていたのかや、
何が見えていなかったのかがわかることがあります。


積極的に3D-CGを体についての説明をするときや、
プレゼンテーション用素材としても活用しようと考えています。
『これこれの状態だからこうしようと考えている』という、
原因と結果を明確に意識しながらワークを構成しています。
そのときにお客様に解りやすく説明できているかといえば、
反省すべき点があります。
ワーク内容が濃ければそれだけ説明時間が伸びます。
それはワークメニューを削らなければならないことを意味します。
そのジレンマを改善するモノを作れればと考えています。


お客様自身が自分の体を理解するきっかけにもなります。
それがワーク成果を大きく向上させるはずです。