「肩甲挙筋」は肩こり筋!

皆様。

デスクワークを、休息をとらずに頑張りすぎると、肩、凝りますね。

 

肩こりの多くは「肩甲骨の位置のずれ」によって起こります。

疲れて猫背気味になっていくと、左右の肩甲骨が離れて来たとき(大円筋・小円筋・前鋸筋などの筋肉が凝っていること)。
あとはもうひとつ、
肩甲挙筋」とい肩甲骨と頸骨に付着点をもつ筋肉が緊張して肩甲骨が上に上がりっぱなしになるとき。

 

肩甲挙筋 肩こりの筋肉2.jpg

 

「肩甲挙筋」の付着点は、

起始>が第一頸椎~第四頚椎の横突起
停止>が肩甲骨上角と肩甲棘根部の間の肩甲骨の内側縁

 


肩が凝りすぎると、頭がぼーっとしてきて思考力がガクンとさがるとき。
ありますよね。

そのようなときはどういうことが起きているかというと、
肩甲挙筋が緊張してパツパツになると、頚椎第一に<起始>という付着点を持つため、
第一頸椎が下方へとずれてしまうんです。

頚椎第一という骨が、頭部への血流の調整弁のような機能が含まれているため、
肩甲挙筋が凝りがきつくなると、常に頭部への血液流入量が乱れてしまいます。

肩甲挙筋が緊張しすぎたら、きまって頭部の血行に悪影響が起こりますから、
日頃からこちらの筋肉のコンディションを観察して整えておく必要があります。


この肩甲挙筋は心理的な緊張にもよく反応します。
精神的な緊張状態が高まると、体におこる自然な反応として、
手の指をぎゅっと握って手を固めて、緊張させた肩甲挙筋により肩甲骨を持ち上げたままにします。
この反応は意識的に行うことではなく、「無意識」にしてしまう反射行動です。

 

今後の社会的な背景からも心理的な緊張はつくられていきます。


またこちらの肩甲挙筋のリリースをするとき。

すでに炎症をもった肩甲挙筋を、圧をもちいてぐいっと押したとき。
かなり強烈な痛みを放ちます。
それは滑液包を含む部位が2点存在し、
その滑液包が滑液包炎に近しい痛みを持っている状態だからです。


セルフ・マッサージで頑張って肩を揉まれると、
腫れ物に触られたような痛みが感じられるときには、
このような滑液包に炎症をもった状態なんですね。

炎症を持った部分を、無理やりにでもマッサージをして解こうとするのが正しいやり方だとは、
結果がときとしてかえって炎症が強まってしまってえらい目にあうようなこともあるので。
なかなかどのようにリリースすればいいのか。。。
判断に苦しむことがあります。

 

とりあえず肩甲挙筋のリリースをするときには、
肩甲骨を患者の耳のほうへと持っていくことで肩甲挙筋が緩みます。

たとえば側臥位になり、肩甲骨をその位置においてからリリースをするようにしたほうがいいでしょう。
リリースのときの痛みも減少しますし、よく解けます。


または別のやり方としては、
肩甲挙筋の最上端の頚椎第一の部位を頭部の骨を含めて温めること。
肩甲骨上縁の内側あたりにある肩甲挙筋の付着点を温めておくこと。

 

肩甲挙筋 肩こりの筋肉加熱場所.jpg

 

十分にこの2点を温めてほっとするような気持ちになってから、
肩甲挙筋をマッサージすると、痛みもないか少なくなって、
とてもよく解けます。

 


そしてスモールサイズのベン石温熱器を使ってセルフリリースですと。
こちらの肩甲挙筋部分も、とてもよく小回りが利いた解き方ができるんですよね。
このようにどこを温めて解けば、どのようなメリットが享受できるかを知っておくといいでしょう。

施術知識がわかるテキストがあれば、びっくりするくらい自分を助けてくれますからね。

もちろん、私と同業の施術家の方々にもお勧めです。

スモールサイズのベン石温熱器スイッチ.jpg


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