皮下の深部へスムースに圧が届いて老廃物を流してくれるデトックスツールのご紹介

先日の私のブログ
『2021年03月20日
黄土のホットパック、好評のようです! そしてあと最近、ベン石温熱器と +α のグッズ利用を考えています』




こちらの
ベン石温熱器と +α のグッズについて取り上げたツール【 排酸棒 】について。



なんだか、ちょっと見では何に使えばいいか想像しづらい突起が3本立っている金属製の、、、なにか?
と漠然としたイメージしか、排酸棒の絵からだけでは思い浮かべられません。

(※ 5本の先端を持つものもあります)

それでスルーするにはもったいなさ過ぎる優れものツールなので、
補足的に、YouTubeにアップしてある映像をエンベッドさせていただきます!




https://youtu.be/EZBROdWh6DE
排酸棒 身體經絡按摩 美容護理



どのように使っているか?
中国語テロップからも想像できます。
漢字が読めるって、うれしいですね。 ^-^


施術者は強く排酸棒を押し付けなくても排酸棒の先端が深層へと入り、
皮下にて老廃物を蓄積している部分を効果的に掻きだします。

体内の老廃物の多くは、できるだけカラダの深部にそれを入れて留めたくない。
それで皮下近くのカラダの表層へと老廃物を持っていき貯めているのです。
リンパ等の代謝がすこやかであれば、それら老廃物はそのまま排泄ルートへ。

それが運動不足による代謝の停滞や、
気血水の代謝ルートをふさぐような物理的な障害のためや、
体内にある老廃物を処理する臓器の機能低下のためなどがある。


すると排泄ルートのベルトコンベアに乗れない老廃物は皮下数センチにごっそりたまる感じになっているのです。



だからその皮下に溜まる老廃物を効果的に掃き捨てるには、
少し奥まったところまで刺激が入らないと出ていかないのです。



老廃物を排泄ルートに乗せるのが目的であれば、
表層部の刺激では足らないのですが、
接触上の痛みが少ない球状先端を持つ排酸棒は、
スムースに深層部にまで刺激圧を届けることができるツール。


患部の場所ごとに筋肉の流れに沿ったリリースをしたり、
経絡ラインを意識したリリースをしていきます。



映像の冒頭でデモンストレーションしているように
排酸棒の細い先部分には、磁気を持つコンパスの針先を動かす磁力が帯びており、
それもまた経絡線に沿ってリリースをすると、大きな陰陽バランスを整える効果を生みだします。


そこも、非常にナイスなところですね~。



磁気があるときとないときでは、私も同型の別のツールを使って試したら、、、
やっぱり磁気って筋肉の凝った部分を緩めてくれる作用はすばらしい!!






凝りが血管やリンパ管を圧迫して代謝の阻害要因になってむくみやしわなどがでてくるときに、
手軽に使える美容や健康増進ツールとして。


板状のかっさ等の掻きだすツールでは、
背中や顔とか擦ると、瘢痕のような赤いあざが残るときもあります。

それこそが老廃物の巣窟のような部分が表皮にでて代謝ルートに乗ってきている証拠ですから、
かっさでそうなるのは、健康上の観点で申せばナイスなところ。
そこを目指して、喜ばしいものと受け止めるべきものなのです。
瘢痕がある間中、強力な皮下老廃物の除去を進めてくれつづけています。


ですが、顔や背中があまり赤や黒や紫いろの瘢痕をつけたくない人もいるでしょう。
排酸棒は、いくつか調べてみるとかっさほどの痕をつけるものではない。
それでいて深層の老廃物エリアまで作用できるというのです。



だから台湾や中国で、美容意識の高い個人ユーザーも多くおられます。

かく言う私も、直感的に排酸棒の写真を見て興味がわいて、速攻で注文しました。 ^-^;




また本格的な排酸棒は、持ち手にスリットをいれてすべらないようにしてあったり、
様々な工夫をしておられる台湾の先生がおられるそうな。。。
私が手にした一般の方にも手に入りやすいものとは、段違いの効果がでそうな予感。。。



もし興味を持ったならば、ぜひ、ググってみてください! ^-^

ベン石温熱器は、誰にでも、どんな場合でも使いがってのよいものなのか?

ベン石温熱器は、誰にでも、どんな場合でも使いがってのよいものなのか?

そう質問されたら答えは、NO、です。

ベン石温熱器の利用法を限定的に温熱療法のひとつとして認識するとき、
NOという返答が返ってくるのが正解です。


熱証』『寒証』『平証』という、三つの証があります。

温度仕切りの見立てだろうと、直感でわかりますね。

熱証』は、熱が行き過ぎるほどあふれて症状かした状態
寒証』は、熱が行きわたらずに足らなくなったため症状がでている状態
平証』は、『熱証』でも『寒証』でもない、ちょうどいい熱の中道をいく理想状態



「温法」として< ベン石 >をもちいるとき、
石を加熱しホットストーン化させる。

『寒証』と見立てられる方に対しては、かなりのカラダの個所に対してフルで大活躍できます。

< 『寒証』は、熱が行きわたらずに足らなくなったため症状がでている状態 >なので、
熱が足らないところを皮膚の上から熱を体内に注ぎ込み補うのです。

「補法」といい、冷めた個所に注熱をおこなうことで平穏無事な平温へと体内を戻す役割。
体温を数度上げるような代謝を起こさせれば、その時点で血行の阻害されていた体内のブロックが一時的に解除され、
免疫系への賦活へと状態を上向かせることもできるでしょう。

対して『熱証』。
たとえばすでに熱が高まって体温を高め熱がこもるような状態であれば、
その状態に輪をかけて体温をあげたりしてはどうなるでしょうか?

高温状態の身体を平温という低い体温へ熱を引かせるという低体温化へ向かわせる作用を機能させ、
無理やりバランスをとろうとする羽目に。。。
すると体内の温度バランスは崩れ体調が乱れるのです。
なので「温法」は、原則的に『熱証』に用いないものです。

患部の熱がこもるところから「熱を除去する」ほうが順当。
なら、どうすればいいでしょうか?

『熱証』の熱部を、寒冷のマイナス温度を触れさせて拭い去ります。
ガスコンロで鍋に水を入れて湯を沸かし沸騰させたとき、
その熱湯を冷ますのに冷水を注げば冷めますから、それと同じこと。



ただ、
「なーんだ、じゃあ、私は熱が高いからベン石温熱器は使えないよね」というのも早とちりかもしれません。


『熱証』『寒証』『平証』を、身体全体として見立てることもできますが、
そこを人体を「パーツごとに」観察する視点へと目先を変えることにしましょう。



頭部、

胴体(胸部)
胴体(腰部)
胴体(骨盤部)
腕(上腕)
腕(前腕)
脚部(大腿部)
脚部(脛部)

脚部や腕部に限らず、全身を前後左右上下などの位置や深さを別に観るとします。


すると、一見すると全体的には熱証だが、脚部は様子が異なって寒に傾いてるな、、、とか。

人体を細部へ観察して内部まで分け入ってみえてくる目をもって見つめる目であれば、
独りのカラダの内側には『寒』といえるような<寒冷部>がそこかしこに見えてくる。
私はボディチェックで体を観察したデータから、
サーモグラフィ画像のように人体をイメージで色分けして描いていきます。
『熱過ぎ』を濃い赤から薄い赤、『寒過ぎ』濃い青から薄い青、『平(ちょうどいい)』を緑色に、
カラダのパーツごとを塗り分けた画像を作成するのです。

そうすることで『熱』『寒』『平』のそれぞれが高度に<循環器上のネットワーク>が現れる図が浮かび上がります。



私もちょっと見でのボディチェックでは、その図を正確に作図できていませんが、
施術をするときに内部状態を探る探査モードで観て精密な図へと書き込みを増やしたり、
訂正や修正をすることもあります。

そのようなサーモグラフィ画像のような色分けされた絵を元にしているので、
主訴を教えていただいてた対処するにも役立てられます。
たとえば、
この部分は温度が低いからベン石温熱器をじっと60秒ほど当てたままにして注熱しておこう、
この部位は温度が高いから温法としてベン石を使うのは差し控えるべきだから
熱を放熱しやすくするような冷却目的でつかう石や金属をもちいよう、などを計算ができるのです。


そしてお通いいただいているお客様のカラダの状態は継続的に変化を見ています。
前回のお客様のセッションでのサーモグラフィ画像の情報を記憶しているので、
前回の状態と今回の状態の差異がどのような施術の結果、またはお客様の生活上の出来事で現れたのか、
それがプラスのものであればさらにそれを推し進めようと話をしますし、
それがマイナスのものであれば気になるところがあるのですがと話をもっていきます。
これはお客様の施術を再度受けていただけるとき、
カラダ内部を平温というちょうどいい温度状態へと体を導くよう、
時系列的な流れで見られ調整されるメリットとなるでしょう。


最後に。
私は買い逃しましたが、
オステオパシーの巨匠ともいわれているようなバレル先生の著書に熱を診るというものがありました。
ただいまは絶版になって、古書が私には手に入らないほどの高値になっているものですが。。。
人体の熱を読むことが、見立てに活かされることへの関心を喚起させていただいた本があります。

黄土のホットパック、好評のようです! そしてあと最近、ベン石温熱器と +α のグッズ利用を考えています

おかげさまでアフターフォローの施術のご予約をいただけましたお客様の施術を、
ここ数日、充実した気持ちでさせていただいております。


今回は一日に一名様のみに限った予約のとり方にさせていただいて、
お客様がお越しいただく時間を自由に設定できるようにさせていただきました。

アフターフォローの施術ですから受付人数は多くないので、
そのような人数制限を考えて施行させていただいたためか。
来週の平日は、連日、アフターフォローの施術をさせていただけることに。


ありがとうございます!!




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昨日、アフターフォローの施術をお受けいただいたお客様から。

私が以前書いた下記ブログをご覧いただき、
ホットパックを買って使ってたよ!」と教えていただきました。


2021年01月06日
黄土を使ったホットパックで肩こりや腰痛、目の疲れを軽減しよう!
http://bodywise-note.seesaa.net/article/479392798.html




市販の「あずきのホットパック」も試したことがるそうですが、
そちらはちょっと製品が使っていて不調となり使えなくなったので、
黄土を使ったホットパックを電子レンジでチンして睡眠時に試したら、、、とてもその日はよく眠れたそうです。

黄土は加熱で遠赤効果を発揮してくれるすぐれものですし、
日本の業者が間に入り取引したものでモノが日本品質に近しいので安心。
長く愛用できるので、いい買い物、なさったなと。 ^-^

お客様は末端は冷えることがあるといわれますが、体幹部はしっかり暖かな体質。
なのでこれからは使わなくてすみそう。
翌年まで大事に取っておいてくださいね!


もうすぐ都の緊急事態宣言が解除される予定です。
そうなれば屋外で運動しやすくなるから、
適度な代謝アップの運動を心がけるのが一番です。

でもつらいタイプの冷え性であれば、当分は役立つでしょう。
昨日のお客様の使用体験をお伺いして、そう感じました。


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ここまではお客様にも、少しだけ関心を持っていただけそうなところ。


これからが少し「?」という感じかもしれません。


ベン石温熱器により、筋膜の癒着が進むトリガーポイント部分のような凝りのある個所。
そちらをリリースをするとき。

時には筋肉同士の癒着部を起始から終点方向へと筋膜の流れに沿うように圧をかけます。

時には筋膜の癒着部を90度で切るような形の独特で非常に効果的に筋膜を緩められる「ムーブ」でリリースをかけます。

時には筋膜の癒着部の上に密着させて加熱を30秒以上継続的にすることで、
癒着したコラーゲン組織が融解し始めてから上記のどちらかのリリース法をもちいます。

一本のベン石温熱器でリリースをおこなうこともあります。
ですが、それは私の場合は少なくて人体は平たんな部分は少なく「曲面が多い」ため、
2本のベン石温熱器を使い曲面を挟み込むような形にしてリリースを加えていきます。
すると押さえが効いて患部のリリースが大幅に効率化するのです。

あとは同一経絡上を通る患部関連の遠位に癒着部を作り出す本質的な問題点があります。
たとえばそれはこういうことです。
左肩の不調が主訴としてお客様が伝えてくれます。
私が右足にあるその「左肩の不調をつくる根」になる経絡でつながる部位の不調を見つけて解きます。
痛みが出た理由には、痛みが出ている箇所のみというばかりではありません。
左肩の痛みを作り出した原因が右足という遠位にあると一般の方にはピントきづらいのですが、
そのようなことも多々あります。

あとはデルマトームで体表関連部からみていくこともございます。

他にも、いろいろ対処法があります。





適宜、この個所はこのやり方を使えそうだなとか、あっちのほうがいいかもしれないと、
実際に施術上でリリースをさせていただきながら検証し、リリースが不十分なら別の手を使って改善度を増せないか?
など、私の眼球が上の方をじーっとみているときは、そのような思考モードに入っていまして失礼いたしております。

そしてベン石は、もともとがすでに中国医学のほうで多様な使い方が規定されています。
ベン石を患部へ当てて回したり、波状に血の流れるタイミングを見ながらトントントンと上下動の刺激を加えたり。
そうやって気の流れを促進させつつリリースにつなげていきます。
そのやり方を自主練をして施術の場で使うのです。



ただ考えたのですが、どうしてもベン石温熱器は丸みがある等の当たりの感触がもっさりしている。。。
それが当たりがソフトで痛みのような不快感がない快適さをうんでいます。

ですが切れ味抜群な点的であったり線的な刺激をおこなって、
お客様の脳にこの部分を意識してくださいという無言のアンカリングメッセージを書きこみづらい。





なので、そういうときはベン石温熱器を手放して、私の手での手技を選択することもあるのですが、
せっかくだから、どうにかベン石温熱器を使いつつ、効果を上乗せできないか?

ただいち早く、以前、私が東急ハンズで買ってきた真鍮棒を削った少し太めで細めのマッキーマジックペンのようなサイズのグッズ。
こちらは使えています!!

鉛筆のような六角形の形状で持ちやすく、
持つと真鍮らしいずっしり感があります。


ベン石温熱器を直接乗せるだけの加圧と、もっさりした当たり方では解けづらい患部も人体には多くて。
そのような特別な場所には、真鍮で自作したペン型のスティックをもちいて先に数回、特別な用法をもちいつつ擦る。
そして次にその刺激をあたえたすぐ後にベン石温熱器をかける。
すると、ベン石温熱器だけではとけづらく感じた部分が、
とてもよくリリースがかなえられるのです。

そちらの真鍮製のペン型スティックを昨日の施術でも利用させていただきました。
お客様にはベン石温熱器と当たりが違う刺激を加えられたな!と気づくはずです。
その瞬間に、その部位にしっかりとフォーカスが当たるためリリースが起きやすくなる。

ただそれだけではなくて、
ベン石温熱器よりもペン型の真鍮スティックのほうが、
患部を正確にミリ単位で当てられ、
それからどのようなラインで筋膜の癒着が浸潤した線がえがかれているかを正確になぞります。
その時点でもかなりリリースが起きているようなのですが、
そのペンでラインを描いた後にベン石温熱器に持ち替えて熱圧刺激を同様のラインを描いていこうとすると。
いつも以上に患部への刺激軌跡が脳裏に描かれて、その残像記憶を元にベン石温熱器で描くラインが、またまた正確になる。

つまりベン石温熱器でのみの皮下の凸凹を診るときではわからないような情報が、
ペン型でなぞると明瞭に指先に状態や状況を私の頭につたえてくれるのです。
それがかなりくっきりとした明瞭な情報で、皮下を指先でなぞるとき以上の情報を持ってきてくれるのです。
それに基づいてベン石を動かせるため、リリースをより巧みに引き出せるような操作ができるため、
ベン石温熱器でのリリース連携が生きてくるんでしょう。

これはまだ勝手な個人的な仮説ですが、
ベン石のだす患部への電気的な刺激と、真鍮の出す電気的な刺激の違い、差異は、
経絡上の興奮をあげたり下げたりという変化を作り出せるものかもしれません。






他のツールも試そうと考えて、
体に溜まった「老廃物・毒素」を出すこと目的にした「排酸術」で使われる「排酸棒」の入手へ。



ちなみに「排酸術」とは。
老廃物がたまれば、酸性に偏って酸性物質(尿酸・脂肪酸・乳酸・コレステロール)が溜まりやすくなり、
皮下に溜まり結晶化した老廃物を経絡の流れに沿って取り除く方法です。
詳しいことをお知りになりたい方は、ぜひ「排酸術」でググッてくださいね。
女性の美容にも、これって、かなりお勧めされているようです。
中華系の通販番組でも「これ、いいのよ」と絶賛販売中のグッズなので。


予算の都合上、私には本格的なものは手を出せないのですが、
安全性を考慮した上での磁気を帯びた金属製のツールの利用には、
関心がグイグイ持っていかれてなりません。

現在は施術の場でだせるかどうか、調査前でして。
その研究は、中国から注文したものが送られてくる、はずの排酸棒待ちです。 ^-^;

無事、中国からものが届いて、
目的の使い方を試行錯誤の上使い勝手が良さそうであれば、
その点、レポートさせていただきます。 


ベン石温熱器をご利用いただけている先生方に、
少しでも参考になればうれしいかぎりです。 




排酸棒を手にしてベン石温熱器との連携ではいまいちとなったとしても、
顔や頭、首へのケアには、このツールの磁気は効果は期待できそうです。
黄帝内経にある、経絡上の狂いを磁力で整えることができるという教え。
マグネットヒーリングをするための本格的なグッズを持ったことがなかったので、
その意味で純粋に魅かれるところがあります。 ^-^

『ボーンマトリクス(骨髄腔エリア)』が若返りと長寿に関係する理由


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昨日、『 3月15日 19:00~ 』
   【 アフターフォローの施術のご予約受付 】を開始させていただきました。




現在、政府の緊急事態期間の延長により、緊急事態期間中にもかかわらず、
ご予約をいただきましたお客様、またご予約を検討いただきましたお客様、
感謝いたしております!!

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いま、私が着眼していること。



赤血球が他の多くの細胞へと変化するという「千鳥学説」の本を読んだとき、
『赤血球!これって、ものすごく体にとって重要だぞ!!』
とびっくりしました。


赤血球が、正常に機能する状態から離れ、アポトーシス誘導へと移行するならば、
そこでは悪性新生物のような内科的な疾患にさえ段階を経て進みかねないように思えました。




「おけつ」と呼ばれるものを、排毒するためにどうするか、という視点で研究はしていましたが、

『血液の浄化・赤血球の状態の改善』について、直接的に私が施術でがんばってみても、
目に見えてかなえられるものではありません。
そのようなもどかしさを覚え、打開するための取り組みとなればと期待を寄せている研究対象が、
私にとってはメディカルハーブなのです。






少し赤血球の生理学的な話から進めますね。


骨髄腔エリア.png

若いときに骨は骨髄で満たされています。

赤色骨髄と呼ばれており、
赤血球を骨髄内の骨髄腔で育成している大事なところです。

Wikipediaで赤血球生成を調べると、
『造血幹細胞から分化し始めた幼若な血液細胞は盛んに分裂して数を増やしながら少しずつ分化を進めていく。
最終的に赤血球に分化・成熟する場合は造血幹細胞、骨髄系幹細胞(骨髄系前駆細胞)、
赤芽球・巨核球系前駆細胞、前期赤芽球系前駆細胞 (BFU-E)、
後期赤芽球系前駆細胞 (CFU-E)、前赤芽球、好塩基性赤芽球、
多染性赤芽球、正染性赤芽球、(網赤血球)、
赤血球と成熟していく[51][52]。』

のように、
赤血球の幼い状態から分化を繰り返すことで成熟していく場所が骨髄腔エリアです。

なので赤血球の赤色から「赤色骨髄」と呼ばれています。


骨髄腔エリアのボーンマトリクス.png

ただし加齢とともに次第に空洞化していきます。
空洞化した隙間は脂肪で満たされることとなり、
血液細胞の生成が減少することになります。

すると脂肪の白色っぽく黄色っぽさが入り、
赤色骨髄とは呼びずらい色に骨髄が変わっていくのです。



赤色骨髄とは呼べない色へと骨髄の老化が定着するとき。
そこからのリカバリー方法が、なかなか見出せません。



すでに私の施術で赤血球の状態を好転させることはできないと述べたように、
手技ではお手上げです。



ただし施術以外のアプローチの仕方はあるのです。

最近、メディカルハーブといわれるハーブをみて、自分の身体で試してみて。
書中には書かれていない体験上の様子を味わってきました。

アーユルヴェーダ系のハーブに関心が強いのですが、
そのなかで「ブラフミー」と呼ばれたたえられるハーブがあります。

記憶力の向上 ・学習能力の向上・精神安定・抗ストレスの特徴を持つ「バコパ」というハーブと、
もうひとつが、バコパ同様の効果特徴を持つ(ときおり私のブログで顔を出す)「つぼくさ(ゴツコラ)」という日本にも自生しているハーブです。

バコパを栽培して、そちらを収穫し適用量を絞って摂ってみたとき。
心臓の高鳴りや他にも感じられたガツンときた点もあり
「これは薬のようなものだから、気を付けて用いないと」と感じました。
個人的な体験により一般性はないため、感じた内容は伏せますが、
論文等で説かれる内容をなぞるような感じを受けたところも多い。
メディカルハーブだなと、実感しました。


対してつぼくさ(ゴツコラ)も、自家栽培しているものを収穫していただいたとき。
多少の心臓の高鳴り等はあって循環器促進は感じるがバコパほどではない。
「これは野菜だな。せり科で三つ葉のようで、食べておいしい」と感じました。

ふつうに、おいしい。 
これは食材だよね、、、。 ^-^;

その時点で私は
「つぼくさは、アーユルヴェーダ系のなかでもブラフミーと呼ぶメディカルハーブなのか?」
イメージが、ガラガラがらっと、一瞬崩れて困惑いたしました。
やがてそれは早合点だったのですが。



『でもヨガ行者が山にひとりこもって修行するときに唯一口にしているハーブがゴツコラというのは、なぜ?

 そして【長寿のハーブ】といわれる他のハーブから抜きんでている存在がゴツコラ。
 多くの文献を目にしても、そう説かれてもいますのは、なぜ?』



という、三つ葉に似た味の野菜としか食べて感じられなかったもの。
アーユルヴェーダでは、ヴァータ(空元素・風元素)・ピッタ(火元素・水元素)・カパ(水元素・地元素)という、
身体の生理機能に働きかける「ドーシャ」というものがあり、
それぞれをバランスよく調整する作用がつぼくさ(ゴツコラ)にはあるといいます。

残念ながら、私の体感ではつぼくさ(ゴツコラ)を食べてそこまで感じ取ることはできません。。。


つぼくさを育ててみて気づいたこともあります。
(詳細をお話すると趣味の園芸講座になりかねないため割愛します)
つぼくさを含むゲル状の皮膚軟膏のようなものの細胞を蘇生させる力強さも、目覚ましいものがあります。



皮膚や筋腱などのコラーゲン生成を見ていて、確かにコラーゲンがちゃんと作られたら肌がきれいで筋肉の動作もびしっとしてくる。
それは若く見えるということだけど、、、と。
私にはそれだけの仕事しかゴツコラがしないというのでは物足りなさを感じていたのです。
それだけで「ブラフミーなはずはないだろう」と。



人は高齢化していくことでコラーゲン生成を促すホルモンの出が減少します。
すると、先に述べた骨髄腔が隙間が空き始めるのです。


というのも、一般的に骨はほとんどがカルシウムでできていると思われがちですが、
骨髄腔内のマトリックス上の部分はコラーゲン組織で構成されているのです。

つまり老化がコラーゲン生成能力を低下させることは、
骨髄腔の内部を脂肪をはびこらせることに転じるので、
赤血球が若いときのように生成できていないのです。

赤血球が酸素をカラダの各部に運ぶという重要な機能も赤血球の生成具合で、
かんばしくない状態へと転じるでしょう。


カラダの筋肉や腱や靭帯、皮膚を組成する成分でもあるコラーゲンは、
骨の中の骨髄腔に秘蔵されたコラーゲンがびっしりあるのです」。


ゴツコラのもつコラーゲン生成を促進させる物質のおかげで、
高齢化して骨髄腔内が赤血球育成に適さない状態になりづらいようにしてくれるというわけです。
すでに骨粗しょう症となってしまわれた場合は、骨髄腔内のコラーゲン生成を整えるのは、
他の筋腱などのコラーゲン生成を促すよりも困難なようですから、
骨粗しょう症になる前から、ゴツコラを定期的に食べていただき、
赤色骨髄のままでいていただくような食生活を送っていただきたいのです。


それで千鳥学説(興味ある方は「血液と健康の知恵」千島 喜久男 著 の本をお読みください!)でいう、
カラダの全体の蘇生にとって重要なパートをもつ赤血球が健康的な状態で維持できるなら。
もちろん、千鳥学説を念頭にいれないで、全身に元気で十分な量の赤血球が酸素を運んで血液循環がスムースに進むイメージだけでも、
それって十分に若返りそうだよねと感じてくれるようになるでしょう。




つぼくさをいただくことが赤血球の生成にまで話が及ぶことに気づいて、
私にも【つぼくさ(ゴツコラ)は、長寿のハーブ】と合点がいきました。


別のハーブで血液自体を浄化できる代表格でネトル、よもぎなどがあります。
おそらくは、こちらと磁気性を高めるトゥルシーをお茶にして、
工夫してとることで【血液の浄化】ができればいいなと試しています。

もちろん、他人に迷惑をかけないといいつつも規定量以下の利用ですし、
同時に自身の脈をみて、血や液、気の異常がでないかをモニターしながら観ています。

いい加減な対処を進めれば、自己責任の原則通り、相当怖いしっぺ返しが来ます。
自身の状態をモニターできる方法を身につけてからおこなうのが安全でしょう。
そうなさらないと、はっきりいってハーブの規定量もなにも、
その人ごとのその時の状態や条件によって変わるのが普通ですから。
それを無視してしまえば改善に進まずに自滅へとコントロール不能な状態に陥るでしょう。
(※ゴツコラの場合、野菜として食され馴染みあるものだけあって、リスクが他のメディカルハーブよりかは低いように感じます)




余談ですが、脈診講座で薬剤師をしていて漢方にも精通している生徒さんがおられ、
『附子(とりかぶと)を、試しに摂ってみてどうなるか試したが、3日間は死ぬかと思える反応がでた』
とごく冷静に話されました。
とりかぶとといえば猛毒です。
ちょっとなめただけというのも、その強い毒性を知っていればしたくないものですが。
漢方では、場合によって附子を生薬としてもちいるのです。
だったら、いちど、なめてみてどうなるかを知りたいと考えての実践であったようです。

それを聞いて、私は、すごい勉強熱心な体験学習をする人がいるものだと関心、感動しました。

私には、、、とりかぶとは、さすがになめるのは躊躇します。


ちなみに余談ついでですが、
よもぎトリカブトは葉っぱの形状がにていますから、
よもちを採取しているつもりがトリカブトをとってきたというように間違われるときがある。
ちょっと怖い話ですね。

以前、つぼくさを採取しようとして別の毒草をとってきては怖いといわれた方がいますが、
つぼくさに似た葉にカキドオシと呼ばれ、こちらもりっぱな糖尿病にもいいといわれるメディカルハーブ。
カキドオシも食してみましたが、シソ科のすがすがしい風味のあるハーブというだけで、
健康上害となるものではございません。(もちろん、無茶な量を食べたりしたらその限りではない。それは他の食品もそうですよね^-^;)




以上が、ゴツコラは、コラーゲン生成を促す成分を含むため、
赤血球を生成して全身に酸素を満たし若返らせる力のある長寿のハーブという解説でした。

説明がヘタですが、なんとなくイメージをつかんでいただけましたら幸いです。



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ただし、ゴツコラだけ食べてれば万全なの?
それで骨の骨髄腔にあたえるダメージに死角はないの?

不足分はないのかといえば、そうでもありません。



骨は内部構造がコラーゲンで占められているため、
衝撃や加圧などで変形しかなりなゆがみをのこします。

そう、骨の物質的な側面からくるゆがみのことですね。

いちど骨が変形すると、そのままの状態が続くのです。
筋肉のような軟部組織ではないカルシウムでできた殻に包まれているがゆえのこと。


そのような外部から骨へあたえられた異常原因について、
つぼくさ(ゴツコラ)に担当できるところではありません!!



ならば物理的な外圧等による骨のゆがみをどうすればいいのか。
そこは筋膜リリースでは、
単純に癒着した筋膜同士に物理的な圧で摩擦熱をあたえてはがしやすくしたり、
癒着した過少に血流を一定時間いきやすい状態に保持して自身の血でほどいてもらうとか。
様々なリリース方法があるわけですが、

骨に対してのアプローチとなると。。。

私自身、あまりそれをうたった手技やエクササイズについて目にしたことがありません。
たとえば「マトリックス・リパターニング」や、マンタクチア氏の「鉄布ざん功」のようなものの修練もありますが。
なかなか私自身がそれを取り組んでみて、まだ、あまり成果の実感を得られてはおりません。

それで自分なりの工夫をする必要に迫られ、
現時点では実験段階ですが、ベン石温熱器による加熱とあと一工夫加えることで、
皮膚に近い位置にある骨になら多少のひずみをリリースすることもできるのではないかと、
自身の身体をもちいて実験をしています。

また骨の状態を改変するにも、その上に位置する筋肉のコンディションが柔軟性が劣化しておれば、
その下にある骨をうまくとらえて状態を変えるのも、物理的にむずかしいことです。
なので筋膜がリリースできるような技術をしっかりと使えるようになった後に、
骨へのアプローチを考えていくというステップアップのしかたは、
手順としてスムースかつ妥当なものと思います。



骨膜のリリースは、少しずつイメージがもてるようになったのですが、
まるっとした骨の変形を多少なりとも改善させて骨髄腔のエリアへの負担感を減少させる。
そこは、いまはまだ、調べ始めているところです。


ただおそらく、筋膜リリースという筋膜を読むという視野を経て、
骨の様子(ゆがみ・詰まりなどの変位がないか)を今まで以上に感じ取る視点を持てるようになれば。

私のお客様を観察させていただくときに、
感じ取れる印象に深みの変化を産みそうだと期待しています。

ベン石温熱器にヘマタイトの一連を巻くだけで、筋肉の緩みがアップするね~☺️

先日、私のブログにて磁気を持つ石をベン石温熱器と併用して効果を出せているといいました。

2021年03月08日
施術のアイデアやヒントは、お不動様で
http://bodywise-note.seesaa.net/article/480388280.html

お客様にはさほど関心もないことですが
同業者でベン石を使っている方には気になったようで
『それは何を使うのか』と問い合わせをいただきました

パワーストーンで、血液浄化。
なら、ヘマタイト

ヘマタイトには、削ると赤い血のようないろがみれる。
それがもとで、血の浄化する力を持つような言い伝えが生まれたのでしょうか?

ただもともとのヘマタイトは、磁気をおびたものはないため
正確にはヘマタイトっぽい石を使うのです。

ビーズ状の一連の首飾りとなるものをベン石温熱器に巻き付けて
その上で筋膜リリースをします。
そこにはいくつか工夫が必要で加味したうえでの成果でありますが。
プレーンなベン石温熱器よりリリース成果があがっています

場所によりますが、4割増しになるほど解けるような驚いたところもあって
いいですね。

ちなみに磁気のないヘマタイトの一連のものではそこまでのリリースはできなかった。

変則的なやり方ですが、興味ある先生がおられましたら
独自に工夫をしながら、是非試してみてください。

温熱と磁気の相乗効果。

おもしろいものですよ❗

『 アフターフォローの施術受付 』要綱。ご予約受付日時 【3月15日19:00〜】

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■ ボディワイズの
 『 アフターフォローの施術受付 』の要綱 ■

       2021年3月9日 発行
       
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お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。





〈 アフターフォローの施術のご予約受付開始日時 〉

 【 2021年3月15日(月曜日) 19:00~ 

  より、
  アフターフォローの施術ご予約の受付をはじめます。



   ※『アフターフォローの施術』とは ---

  『施術を受けにお通いいただいているお客様が対象』の、
  お体のフォローアップやメンテナンスのための
  施術の受付となります。
  急場の腰痛や不具合なども、もちろん、受付ております。


  よってご新規のお客様は、
  後日にご新規のお客様の受付をさせていただきますので、
  その際にお申し込みいただけます。
  2021年3月9日の現在、
  東京都はいまだ緊急事態宣言が解除されておらず、
  新型コロナウイルスの関連ニュースが途絶えておりません。
  そのため施術受付を必要最小にと考慮してのこと。
  ご不便をおかけいたしまして、恐縮いたしております。



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■ アフターフォローの施術受付 ■
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受付開始日時:2021年3月15日(月曜日) 19:00~

ご予約受付方法:メールでの受け付けとさせていただきます。


        2021年3月15日(月曜日) 19:00~ 以降に、

        私のメールアドレス( sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp )へ、

        ・お名前
        ・住所(変更があったとき、変更なければ不要)
        ・返信先メールアドレス
        ・アフターフォローの施術受付ご希望の日時
         (第三希望までご提示いただけましたら幸いです)
        ・現状のお体の様子、施術でのご要望等
        
        などをお書き添えいただきメールをお送りください。
        追って私から応答のご連絡をさせていただきます。



施術費用: 15000円

施術時間: 2時間30分前後かかります
      施術時間の終わりに余裕をいただけましたら
      さいわいですが、
      もちろん、上記時間内でというご要望も。

施術内容: 
      休業期間中に研修にはげみました
      ベン石温熱器やホットストーン等による
      独自性の高い効果的な施術をめざしていきます。

      お客様ひとりひとりのご希望に寄り添い、
      現状のお体の改善を心がけてまいります。



       予約受付以外のお問合せも、
       気軽にご連絡いただけましたら幸いです。
       メールアドレス( sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp )
       もちろんお問い合わせは、ご新規様も大歓迎です。
       



       2021年3月9日

       ボディワイズ
         鈴木政春





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【 編集後記 】

個人的なことで恐縮ですが
ニッセイの保険に入っております。

お世話になっている保険外交員の方が、
「経営情報」という冊子をポストへ投函していただいて。

その冊子に、
<定年後・研究所>というコンテンツ。
中高年社員必修『キャリア羅針盤』とありますが、
十分、社員ではない私にも必修と感じました。



<守りのラーニング>と題して、
4つのお題があります。

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 クオリティ・オブ・ライフを高める

(1)「しあわせな介護」

(2)「職場に必要ながん教育」

(3)「仕事に活かすマインドフルネス」

(4)「まだ間に合う!脳のトレーニング」

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の4項目を正面からとらえて事前に学ぶことを勧め、
それでキャリア羅針盤だそうです。


たとえば、
「しあわせな介護」では、
私は母の介護では{介護離職}を考え、
そういたしました。
母が他界後に復帰しましたが、母が存命しておれば、
介護離職状態は続いていたでしょう。

それは私だけではなく、
私の友人やお客様のご両親を介護なさるため、
私同様に介護離職を決断した方がおられます。



キャリアを積んできたものの離職して
いままで培ってきた知恵や経験や知識が
突如としてその会社等勤め先からなくなる。

それは会社側としても、
   介護離職する人も、
   そして社会にとっても。

受け止めなければならない、つらいことです。

そうなったときの身の守り方。

それを賢く学ぶことで仕事と介護が両立でき
キャリアを継続できる体制を個人も会社も。
もてるようであれば、
しあわせな介護といえることとなるのでしょう。


今しがた介護による離職をなさる方とメールを
やり取りしていて。

キャリアをデザインするには
自分の身を律するのみでは足らない。

そういう気持ちになっているところでした。




いまはストレスフルな社会的な激変期でもあり、
マインドフルネスのようなストレスマネージメント法。
それをセミナー等で学び身につけ、
心を制御していくことも求められています。

がんや循環器系の障害、そして認知機能障害など、
それらは身心におけるストレスにより、
身体的な緊張が蓄積することで引き金となることもあります。


私事ですが、
ストレス耐性が、さほどありません。
なので真剣に心身に降りかかるストレスとの向き合い方が悪ければ、
中医学で言う「内因性の疾患」で苦しむこととなるでしょう。

そういう視点で自身に合った対策を考えているのです。
その結果、抗ストレス作用あるメディカルハーブの利用が
それらの負担感の部分的な改善へ繋がるようだと知り、
自身で実際にハーブを取りながら調べています。


皆様、、、
メディカルハーブとっても、
「それって、なに?
昔の魔法使いが
ぐつぐつ煮立った鍋で秘薬を煎じる的なもの?」
と古いイメージを持つ人もいるかもしれません。


ですが、いまの魔法使いは、
やることはだいぶ違いますよ。 ^-^


権威ある健康食品やメディカルハーブの調査をし
厚生省等もお墨付きを与えているデータベースがあります。
その協会のサービスは無料情報提供はありませんし、
一般の方はご存知ない機関ですが、
健康食品メーカー等は利用を考える食品素材の調査に
そのようなデータベースを用いているのです。
そうやって大活躍している。

それはメディカルハーブの使用例上で
効果があると認められたエビデンスのみ掲示してあります。
迷信めいた実証例がないものは載らないデータベースです。

痒い所に手が届くというところでは、
他の医薬品との相互作用事例がわからずに
メディカルハーブをとると、
お医者様が目的とした効果が弱められたり
強くなりすぎて危険が生じる場合などもでてきます。
そういった事例について、まとめられているのです。
それを知らないで疾患を持っている方が服用すれば、
メディカルハーブも、思った効果を発揮できず、
かえって害になることもあります。
そうならないようにするための事例です。

そのような裏付けがある。

だから、
研究上で自身のカラダを張って実験できるのです。
そして人にメディカルハーブの助言するときにも、
その裏付けは説得力を増すことになります。



仕事をしつづけていくための守りのラーニングに、
私は、「メディカルハーブ」。
いいんじゃないかなと、思うところまで。
調べが進んできました。

自身のカラダの状態をみて、
気になる状態を改善させたいとき。
メディカルハーブも頼りにしていこうと試みています。

ただメディカルハーブは多種多様です。
和ハーブとよばれるよもぎもそうですし、
つぼくさも、ホーリーバジルも、その他大勢。。
すべてを一気に自身の身体で体験するのは不可能です。

だから縁あるハーブも大事にしつつ、
他のハーブも、予算の許す限り調査して、
理解の幅を広げています。


もちろんメディカルハーブがあれば、
もうそれでOKというわけじゃありません。
他には自身のセルフケアワークを必修することや、
動きのボディワークの講習会やセッションを受けることも。


そうやって。
自分で自分のカラダ、運動能力や脳機能、内臓機能など、
コントロール可能な部分は積極的なハンドリングをしたい。

そうできることが、
私には自身のカラダの守りになり、
そうしている自信が心の守りにもなると感じています。


己を知り、それが己を敬うこととなり、
やがては自然に生きられるよろこびに満ちていく。


そう、感じています。



いつの間にか、
私が関心をもって調べているメディカルハーブの話に
落ち着いてしまいました。 ^-^;

サプリとしてハーブを機能性食品として利用もいいですが、
自分で愛情をもって苗や種から育て、一粒万倍に。
そのような園芸ヒーリングは、
これから流行るといいなと思います!!


(終わり)
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施術のアイデアやヒントは、お不動様で

最近始めたのが行きで30分程度の散歩距離の目黒不動尊へお水取り。

夜半に出かけることが多く6キロ弱のお水を背中に背負い帰り、
自宅の植物にそのありがたい水をあげるようにしています。
時間があれば水かけ不動の滝の音をしばらく聞き、
瞑想および思案にくれるようにしています。

そのような自室以外で静かな時間を過ごすことも大切です。
イデアにいきづまりがあったものが、
いくつか氷解していきました。





ひとつは、
ベン石温熱器を使っているとき。
どうにか磁力をそこに付加して赤血球凝集や変異体となった状態から抜け出せないか?


黄帝内経という中医学聖典と呼ばれる書には、
乱れた経絡上を磁力を適切に通せば、
経絡の通りが改善すると説かれています。

体内で磁力に反応しやすいものは、
鉄分を持つ血液で、その分に対して影響を加えることになるのだろう。

たとえば、砂鉄を馬蹄磁石で吸い付けると、磁力線の強弱が視覚化できるかのように。


おけつと呼ばれる酸化した不快な組織液が、体外に出ていってほしいので、
私たち、施術をする者の多くはリンパ管を詰まらせた部分を通して排毒させる方向へと、
その酸化したものを押し流すように仕上げています。
筋膜のごろっとした硬いものを解くときには、その部分を一局的にほどくこともありますが、
そこが平易に落ち着いたら、そのときにごろついていた個所を組成したごみのようなものを掃除をします。
たとえば木工作業をして木くずが周囲に飛び散ったら、それをほうきと塵取りで集めてポイするようなものです。

それをしないままでいると、早々にそこのごみがまた再集結して粘りだしますから。
私のやり方での筋膜リリースでは、丁寧な仕事を考えるなら、
散らかったらそれを処理してくれるリンパ節方向へ押し流しています。
そうすると、リリースされた皮下の浄化につながるんですよね。


そのときにリンパ液だけが体液的に凝りの部分に固着しているわけではありません。

血液も血管が理想のしなやかさをとれず、
血の巡りの力も低下しているようであれば。
血の状態も、リンパ同様によいものではなくなって、
その凝り周辺にはびこっているようです。



温熱器を使って温熱を活かすと同時に磁力も扱えないか?

温熱である程度の凝りが進んだ部分を融解させていくことができたあと、
リンパの廃液がしづらいようなものにも似た、不浄化な状態でもあるといわれています。

ベン石温熱器で解かれた状態のままでは、
その部分周囲に木工作業をしていたときの木くずのようなものが周囲に飛び散った状況だと仮定して。
もしもそのような状態であれば、
血が鉄分を含むから磁力に反応しますから、
その磁力によって血の流れを流れる方向へと誘導していく。
そのようにしてスムースなお掃除ができるのではないか。



磁気を健康維持や増進にもちいるやりかたは、
「マグネット・ヒーリング」とよばれるもの。
ジャンルとしては目新しくはありません。

すでに数点、そのようなタイトルの書物もあります。


そのような資料を手にしつつ、自身への人体実験を、いつものように。

昨日と同じことをしているならば、それ以上の経験は得られませんが、
昨日と異なる経験をしつづけたら、必ず経験値が積まれて化けられる。
そのような考えで仕事をつくっていますので、
別にベン石温熱器と磁石の同時利用は私自身のオリジナルではないが、
自分らしい最適な利用ができるデータが見当たらないようですから、
そこに深く入り込んで何かを得ようという感じです。



実験の手始めに、
強力な磁力を持つ『ネオジム磁石』を数点持ちながら自身の凝りをつくった部分にアプローチをします。
(※ そのアプローチの仕方は、様々工夫を凝らしています。
   ただ現状ではやり方を変更することもあるためお伝えするのは控えさせていただきます)
すると筋硬度計で計測しても、それほどの違いがでることがない数値での成果率の向上は見られるものの、その程度でした。
それにネオジム磁石の特性は高熱となれば磁性が弱まったり失われるため、温熱との相性が悪い。


次の実験。
酸化鉄を主原料にしてバリウムストロンチウムなどを微量加えて焼き固めて作る化合物の『フェライト磁石』。
こちらのほうは磁力自体はネオジム磁石と比べれば微弱の手元にある磁石を利用しました。

結果、何が作用しているかはわかりませんが、凝りのリリース成果は高まるようです。
それは単純にネオジム磁石が小粒でフェライト磁石のほうが大きさと重さがあるというわけではなく、
ネオジム磁石フェライト磁石を持つときと、同じ重さになるように調整して温熱器を握って実験しました。
あとは実験上の条件を多くする目的でおこなったことですが、
フェライト磁石に小粒で比較的磁力の弱いネオジム磁石を足すことでさらに凝りのリリースも進むようです。



私の現状の推測ですが、
人体患部のほどけづらい状態にまで固着化が進んだ癒着部に
ベン石温熱器による温熱効果が遠赤外線を患部の凝りにゆさぶり影響を与えその場を変化させ、
その上で微弱な磁力ですが血液という「鉄分」を含む体液への影響を付加させやすいようにすることができるのでは。
それでいつもなら患部の筋膜癒着が済んだ散らかった木くずがあるような部分を、
余計なほどの大きな力でほうきで掃き掃除をしていたが、
磁石を付与したベン石温熱器では、
磁石をつけていないときの半分ほどの軽さでなでるだけで、
その場の浄化が進んでいるようにみえました。



数度繰り返し行った筋硬度計で計測した数値から、
フェライト磁石とネオジム磁石との違いを感じました。
しかし数値上、際立った違いだというわけではないため、微妙な成功の積み重ね。
わざわざ、磁石を付けたことでリリース効果が大きくなりましたといえるほどではなかった。。。



だったら、温熱と磁力という両方の違った振動の現れは相乗効果を得られるでしょう。
両者とも、市販される健康器具として広く認証されたもので、原理上、適正にもちいることで、よい結果を表しています。
そこを笑顔で推していこうかとも思いましたが、それは納得できませんでした。 ^-^;

当初の私の目的の、
トータルの押圧を弱めてもリリースできるようにしたいというアイデアは、
改善上の数値的に暗礁に乗り上げておりました。




押圧を弱めてもリリースができるようなら、
お客様の痛み等の不快感も軽減できます。
痛みの不安感を拭えた状況であった方が、施術成果が高まるし持続します。
血液に対して与える温熱と磁力の影響は様々な設定で相性をあわせることも工夫次第で可能でしょう。

「熱すぎないほどの温度と高すぎない磁力」

ベン石温熱器は、ここは変えられないが、
磁石の素材は他を試していくべきでしょう。


それで東急ハンズ渋谷店でサイズや素材違いの磁石を多量に買い付けました。
なかにはゴム製マグネットなども。。。
でも、やっぱり今ひとつ、納得できない程度です。




そうして買い込んだ磁石を目の前にして途方に暮れていました。



いつもだったらこの時点で企画倒れでお蔵入りさせるのですが、
そうするにも踏ん切りがつけられないような、
漠然としたワクワクした可能性に魅せられたままでいます。



そんなとき目黒不動尊の水かけ不動の独鈷の滝のほとりで、
夜半で小雨混じり、寒さをこらえながら瞑想していたとき。


すっと、目をつぶった瞼の裏にビジョンが浮かんできたのです。


それは以前から自宅にあった私が母のために買って渡した
ネオジム磁石フェライト磁石じゃない素材の磁気付きの磁性を持つ石でした。
(※ただそれはフェライト磁石に「特別な鉱物」が混ぜられたものだと推測できます)

その磁石は強力な6000ガウスとかいうようなものではなく、
おもちゃのような弱い磁力しか持たないもので「肩こりが治るかもね」という程度の代物です。

さすがにこれは試してもしょうがないだろうと、実験素材リストから外しておいたものでした。


それであまりに明瞭に映ったビジョンで気になったため、
すぐ帰宅し、その磁石をスモールサイズのベン石温熱器に巻き付けて頭頸部のリリースをおこないました。




すると、なんと!!




独断と偏見で実験から外した素材だったはずが、
成績がいいのです。

腕部・脚部や胴体のような太い部位では、磁力がそれでは足らないとわかったので、
そちらにネオジム磁石をいくつかつけて磁力を補う必要がありました。
ですが「頭頸部」のリリースは、今まで以上にやりやすく仕上がりもいい。

頭頸部を緩めると、体全身が確実に緩められます。
その理由の一つは、全身にある経絡は頭部にてつどうようになっています。
だから頭頸部が、ある程度しっかり解けると、経絡という筋肉の連関性をもつ流れ全体にも影響がでてくるのです。

私にはその成果から、
硬さが強くなっていた「右膝」が突如として緩み始め、
ちょっと動いただけで痛くなったという感度のマヒからの脱却というサインを受け取ることになりました。

ただしこのような場合は膝に血が通り初めて好転する場合なので、
一晩寝れば、そのような不快感は消えます。
ここ最近、デスクワークを長時間しすぎて、つい踏ん張る力が力みになり、
右ひざ内側を通る腎経の経絡が緊張から過緊張、過緊張から癒着へと、悪化を続けていたのだと思います。



まだ温熱器に磁石を付して磁力で散らかった部分を浄化できるというのは、
十分な検証がなされてはいません。
これからの積み上げも必要です。

ですが目黒不動尊でのお世話のおかげで、
かけがえのない知恵をいただいたと思っています。




最後に。
目黒不動尊のお堂の右手脇には、
いま、さつまいも(甘藷)の花が咲いています。いまが、見ごろで見事です!

さつまいもの花 目黒不動尊.png

目黒不動尊の墓地には青木昆陽先生という、
飢きんなき民の暮らしを願ってさつまいもの栽培をした御仁が眠っておられます。

さつまいもを甘藷(かんしょ)というそうですが、
なので人呼んで、甘藷先生と親しみと尊敬の念を込めて呼ばれています。