休業中、翌日にワークが控えていないので、自分の身体を使って実験ができます。
身体の使い方のトレーニングには、細分化させた動きと統合させた動きがあります。
その際、細分化させた動きのトレーニングのときリスクが発生します。
肉体の特定部分に意識集中をして動かすと、普段の使い方を逸脱した動きとなります。
その時に体調を崩します。
予想していなかった事態に身体がおかれるのです。
たとえば知り合いの優れたボディワーカーは、大腰筋の鍛えすぎにより、内臓に悪性腫瘍ができました。丹田周囲を固めすぎるのも自然界にはない異常事態です。
「使い方を探るとき慎重さが必要なのですよ」教訓になります。ただ、それほどまでに真剣に打ち込んでいるからこそ、そのボディワーカーの進化は本物です。
一見、そんな体を壊すなんて信用ならない〜という評価が下りそうですが、身体がダメージを受けているのに気づかずに壊しているのか、気づきながらも試しているのかの違いは大きい。
同時に、何で悪性腫瘍ができたのか得心できているので、冷静に賢明な対処法をとり解放に向かわれています。
今まで使われていなかった筋肉を使って極度の筋肉痛になる、それは理想的なバランスを取り戻すために正しい筋肉を使っていく際にはよいでしょう。
しかしその正しい動き方は、個人個人の現状の体癖を考慮しなければならないので、パターンは無尽蔵にあります。
自己責任において、現状よりも上を目指すためには大きなリスクがともないます。
そのリスクを軽減させるために、いくつかの要素があります。
【観察力】【判断力】【予備知識】が必要です。
ボディワーカーで生計を立てている方でも、賢明な方は他の先生に自分の動きが正しいかどうかモニターしてもらいながらトレーニングをすることがあります。
客観的にみつめるためです。そして自分の持つ身体についての予備知識以上に、他の先生の知識を取り込んでより安全に身体を変化させていくためです。
費用はかかりますが、費用対効果を考えればそれは活きたお金の使い方だと知っています。
ただ賢明でないところがある私は、無謀なチャレンジャーです。
今丹田の意識を強めるトレーニング中。
同時に内臓の動きが抑制される結果となり、劇ヤセです。
周囲のものからだめだしされています。
ちょっと休もう。