こんにちは。
90種類もの栄養素が含まれ、300もの病気を予防すると言われている奇跡の木、モリンガ。
今、そのモリンガの苗づくりにいそしんでいます。
苗の状態でも葉が茂れば、葉は天然のサプリです!
北インド原産で暑さ好みのモリンガも、
日本の温暖化が進む現状だからまだ発芽すると思い植えてみた結果。
以前植えたときは発芽率が20%前後と悪かったため、
今回は30粒ほど小さなポットに種を撒いてみたら12本ほど発芽。
発芽まで5~12日ほどかかるといいますから、
発芽が速かったです。
3日で発芽、4日目で3cmほど伸びてきて、植え替えを準備する必要を感じはじめました。
もうすぐ9月ですが、いまだ暑さが止まないことを実感しました。
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いま、私は長時間、自宅にこもり作業を続けてます。
そのせいで運動不足がたたっています。
時折、長距離歩くと、ぜーぜーいってしんどかったりしますから。
昨日は、バレエをなさっておられるお客様の施術でした。
詳しいことはいえませんが、
施術をお受けいただいているお客様に仕事の近況を聞けば、
社会情勢も手伝って、仕事が忙しさを増したといわれます。
仕事量が急に増え、カラダがその変化にあわせられない。
それは、そうでしょう。
高度な責任重い仕事を懸命にしてきたうえに、
さらに仕事量を増やされるようなことになっては。
心身ともに、たまりません。
身体に蓄積した負担は、私がお身体を詳細にチェックする前に、
2メータ離れたところから観察した時点で違和感から目を付けた場所がありました。
以前にも増した先行きが不透明でストレスフルな社会環境。
その恐怖は社会全体の余裕を奪い、自らも追い立てます。
恐怖で身がすくむとはよくいいますが、
心の余裕が薄くなると体の硬さは短期間で増えていきます。
足すことのデスクワークのときに使う筋肉が使い過ぎです。
そのようなときのパターンとして、
身体全体が前傾していきます。
つま先側に重心が置かれます。
大腿直筋部分がパンプアップして、
骨盤の前傾が強化され腰背部の蓄積疲労が、
腰方形筋、起立筋、特に下部腰椎の片側かまたは両側までをも固めだします。
そのような腰部の負担は同時に腹側の腹直筋等の硬さをも引き起こします。
大腸や小腸、胃などの消化器の働きに不都合が生じます。
みぞおちやへそ回りが硬くなって横隔膜の上下動が制限を受けます。
腹式呼吸ができなくて、肩で息をし始める。
それも重心が上方へと狂う理由となります。
私がこうなれば。
数日間、気持ちの塞ぎがおこり便秘で苦しみます。
これは身体に詳しい私でも、
がんばっても抜け出せなくて。
復活まで繰り返し自身を反省して探索を積まなければうまくいきません。
そんなとき、ストレッチポールに乗ってゆらゆらしていても、
理想改善にまで進まずスッキリしないで、
眠りが浅かったり呼吸が窮屈だったりすることが継続することもあるんです。
かなりしんどいんです。。。
なぜでしょうか?
このような状態に陥る理由はケースバイケースですから、
一概に正解が出せるものではないです。 ^-^;
ある人は、木刀で素振りをすると改善できるし、
ある人は、遠赤外線サウナに長時間入るのがいい。
対処は、その人の現状を理解して試すべきものが決まってきます。
そして昨日のお客様が現状のお体の不具合等をお伺いしているとき、
その多くの考慮すべきヒントをいただくうちに直感できるところがでてきます。
施術で現状の問題がある硬化した筋肉を緩め、ゆがみのパターンを改善するのは、
お客様との会話がなくてもある程度は機械的におこなうこともできるのです。
ですがそれをしてだけでは改善が一時的で終わること、
つまりなぜ現状の身体のつらさをもたらしたかがわからなければ、
早々にこさえたしこりを再度作り出そうとするものです。
私はそこでの足踏みをしていただくよりも、
現状の不具合は困ってしまうので、こうなってほしいという欲求が強くなるときです。
自分の身体をよく観察して自己理解のためのヒントをキャッチできるときでしょう。
いつも以上に観察力が増すのが、こういうときです。
すかさず、問います。
「こういうときには、バレエのエクササイズ等でどのような対処をするといいのか。
心当たりはありますか?」
そこで、私が思ったような回答でなくとも、
自分でだしたアイデアは、自分に刺さりやすいのでいい影響をあたえてくれる。
そのまま気持ちよく「じゃ!ぜひ、それをやってみましょうよ!!」
とお願いすることでしょう。
ただかなり心身ともに整理しづらい状態のときなアイデアを出すにも混乱してでてきてくれないのです。
私が、もしかしたら改善に役立つエクササイズとして口を開きました。
「赤ちゃんのような、ハイハイ。。。。。でしょうか?」
「・・・?」
ノートにヘタな図を描いて、下半身部の下丹田の歯車と、胸郭部の中丹田の歯車がかみ合わさった動きを、
体側を動かして関連連動させるイメージで動く動作が、ハイハイなんだと主張。
なかなか動き方についての説明は私にはハードルが高いので、うまく伝えづらいのですが、
「コモドドラゴンが歩くときの動きだね!」
とお客様が、ひらめいて嬉々とイメージを描いてくれて助かりました。
デスクワークをするときに、カラダの前面と背面の筋肉が凝るんです。
特に上半身が垂直に立てることが続けられなければ「腰」に負担が蓄積していきます。
するとカラダの前面の屈筋群という非力な筋群と、
ややパワーがあるものの委縮した使い方が続けられて凝りが蓄積する背面の伸筋群。
これらばかりを使い続けるんです。
そのときに座面に座る部分のちょっと上の部分。
仙骨のチョイ上の腰仙関節や、仙骨と腸骨の間の関節である仙腸関節が必ずゆがんだりずれたり委縮したりするんです。
じつはその部分をしこり化させることで、前傾した上半身を支えようとしているのです。
すると腰部の凝りが、やがて首や肩の凝りにも関連した状況で出現してきます。
この首凝りや肩こりが強めに出てくると、体側の筋肉をしっかりつかうハイハイがしづらくなるわけですが、
そこは本日の施術で解決していきますから大丈夫。
この部分をひたすらのデスクワークをし続けていると、使う機会を失われて体側が固まって使えなくなる。
そこを抜け出すには、人体は、「体側の筋肉」が胴体の動作のパワーの源と言われています。
この体側の筋肉群を動かす操作を5分もすると
全身が活気づいて下半身と上半身を結ぶ腰部の凝りが低減します。
この体側を動かすとは、上丹田の歯車と中丹田の歯車と下丹田の歯車を噛み合わせることです。
このとき、観察していただけるとわかるでしょうが、下丹田の骨盤部、上丹田の頭部は、変化できない骨で形状が形作られています。
対して中丹田の歯車は、肋骨という特殊な動的操作が可能な骨で作られているのです。
肋骨の右側の肋間筋を収縮させると、反対側の左側肋骨の肋間筋を伸長させることができます。
そのような肋骨部分の収縮と伸長という体側部の筋ががっと動けば、
下丹田につながった歯車が反応して回転します。
上丹田につながった歯車が反応して回転します。
中丹田の操作により骨盤や頭部を操作できるのは、本能のなかに動作の関連が植え付けられているからなのです。
中丹田の体側の歯車を回転させる操作の力は、強力かつタフ。
それは骨格を合理的に使う仕組みに支えられてのことです。
この操作が、緊張したままの心身状態での過剰労働ですっかり忘れてしまうとすると、どうなるか?
丹田の歯車同士の歯車のジョイント部分がかみ合わなくなって、腰や首が詰まって体側の動きがおこらなくなります。
そのようすを、私はお客様のカラダを観て、気づいたのです。
日頃からスムースに体側の筋肉群を使い慣れている人は、ハイハイをしましょうといわれると、
見事なハイハイが早々にできるのです。
ですがちょっと体側の筋肉を使うことから遠ざかる生活が数カ月も続いたならば、
どうやれば理想のハイハイなのかを評価できずに余裕をもって行うことができません。
なのでしばらくはぎこちないハイハイが続くのです。
でも、確かに胴体と頭に、3つの歯車があり、かみ合って、胸の中丹田が動けば他が動かされる関係であると気づいたとき。
赤ちゃんにそっくりな動作ができてしまうのです。
リズミカルにテンポよくこれができると楽しくなって陽気な気分になります。
赤ちゃんだったときの自分の純粋無垢な感情を追体験している。
そのような気さえしてきますよ。
そして、もしかしたらこちらのバレエをなさっておられるお客様以外にも、
身体の内側の歯車を回す感覚がわかってくると、タフになれますので。
トレーニングしてみるとおもしろいかもしれませんよ!