健康知識の体得、特に体の使い方について

母の歩き方が気に入らない。
骨盤前傾、上半身に常に力が入る。
ことばで注意しても、
「そのつど注意せよ」とのお達し。
幼少時分より身についた体の動かし方の記憶は消えない。
昨日もこうだったから明日もこれでよい的発想では、
少しずつうだってきて、
それに気づかない湯でガエル状態になります。

自分で注意していかなければならないことを、
私が肩代わりしてあげることはできません。

自分の身内には将来の危険を断言します。
膝や腰、心臓、首などの負担がわかってあげられるからです。
そうなってほしくないと願うから手厳しいです。

だがまさに3日で忘れます。
・・・。

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テレビにはわかりやすい健康番組が世の中にずいぶんあります。
わかりやすくするためエンターテイメントを重視しているので、
業界の知人から裏のお話を聞くと作られたところもあります。
一般の多くの人もエンターテイメントならばみたくなり、
健康知識が増える。
情報ソースの役割を果たしています。

ですが母同様3日で忘れられていく人が多い。

自身で苦心して勝ち得た知識は一生もの。
しかし苦労や工夫がなければ、
TVのエンターテイメントを見て楽しむどまり。

事前に腰痛があって是が非でも改善したいとき、
さまざまな書籍を読み漁り基礎知識が身についた、
その上で見た健康知識番組ならよく吸収できます。
ですが予備知識として身につけたい知識は身につきません。
「ちょっと知っておいていいかな?」
程度のものは実践しても表面どまり。

知識は浅いとすぐ失われるものです。

民間療法系の健康知識は百人いれば百通り。
結果、その表面を追えば頭の中で当然混乱します。
混乱させられた、後味の悪いさまよえる気持ちが残ります。
知識は分類・整理されて使いやすく理解しやすくなります。
そこに到らない整理前の知識は使い物にならないものです。
かつ健康知識には自身の体験を通して確認を取れたものが、
使い物になります。

やはり健康になる方法を『身につける』工夫をが必要。
『健康コミュニティ・サイト』で、
自分の知識を書き出して関心エリアと深度を確認。
初期知識を整理する。
その書き込みを元に、
アドバイスをし合い、
情報をシェアできるパーソナルレベルネットを継続する。
その上で『体の使い方のお稽古講座』を受ける。

それに母が参加すれば私の悩みも消えるのですが。