眠れる巨人:エドガー・ケイシーより。
頭でっかちはよくない。
知識ばかりで実践がともなわなければ、
いつかはその知識は忘れられ失われる。
ユダヤの教えでも、
「高価な壷(ツボ)は今すぐに使え。
明日になれば壊れてしまうかもしれないから」という。
そしてエドガー・ケイシーは次のように端的に言う。
『法則の意味は行動して初めて理解される。
いつもいっているが、
知って何もしないのは生命の法則に反することである。
まず知ること、次に知ったことを行動に移すことが、
理解することとなる』
(人生を変える健康法:たま出版;福田高規)
ワークテクニックにもいくつかの法則がある。
解剖学的な見地から、
人体を物質ととらえた見地から、
過去に蓄積されてきた先人のワークテクニックのエッセンスから。
まずはそれらの知識をえなければ利用できない。
人間の能力はものすごい。
だからよく学び実践すれば、
それを繰り返せば理解は自然に深まっていく。
これは才能のあるなしではなく、
勤勉さやモチベーションを持ち続ける気持ち。
そんなもののほうが大切だということになる。
実践がともなわないと知識はやがて栄養分を失いかれてしまう。
これは自分など知識収拾を趣味にしているものは、
特に注意しなければならないことばです。
エドガー・ケイシーはまた、
次のようなこともいっております。
『どの魂も偶然にこの世にきたのではない。
ちゃんと計画に従ってやってきている。
あなたは他の人に変わってもらうことのできない、
あなただけしかうまくやっていけない部分を受け持っているのである』
(人生を変える健康法:たま出版;福田高規)
その通りだと思う。
人と人、支えあい進化していくはず。
奇麗事のように聞こえるが、
本当の魂の仕組みはそういうものだと思う。
自分にしかうまくできない部分を見つける才能、
それがあれば、
すばらしい人生を送ることができる。
そのためには真剣に、あきらめず、理想を持って。
自分の心を蓮の葉の上に乗せ見つめなければならない。
そんなことが頭にもたげます。