症状が本人の成長を促す・・・こともあるようです

『アレルギー除去テクニック』を自主研究していて気づいたこと。


実は心の底で違和感を感じていました。
極々個人的意見にほかなりません。
その点ご了承ください。


どのような違和感かといいますと、
欧米人がサプリメントを摂るときの違和感です。
合理的に症状を改善するためには速効性がある。
なぜかこの思いが強く頭をもたげてきた。


「症状がとれるんだから都合がいいんじゃないの?」
それはそうでありますが、
常々その点に危うさを感じていました。
明確に説明できるほどではありません。


でもふとしたことで、
『これでいいのだろうか・・・』という気持ちになる。


『慢性的な身体のアレルギーをマイナスとして「だけ」受け止める。
だからそれを除去してしまいましょう。』


その発想。


そこに陥ることで、
大切な何かを見失ってしまうような気がする。


プロセス指向心理学(POP)では
『現在起きていることにはすべて意味がある』
という。


症状があればそれを単純にマイナスとしてだけ受け止め除去するのではなく、
それを本人の成長に必要なメッセージと捉える。
そのような発想が必要と思えてきた。
(以前からそう考えていたが悟りとは違う浅薄なレベルでした)


アレルギー除去テクニックは、
ときとして見事にアレルギーを除去してしまう。
そこに『はたしてこれでいいのだろうか』と不安な気持ちに感じた。
大きな成果に対してのアンチテーゼを強烈に感じたのだろう。


そして...
POPに正面から向き合う必要があると痛感。
人は今の自分を受け入れて、
自分の成長の流れに沿った変化を受け取れる。
そういう発想で見つめなおす必要がある。


そのような発想でワークに取り組むべきと感じられた。


成果の高い他者アプローチはアレルギー除去テクニックだけではない。
他の優れた施術に潜む『マイナスを除去』する行為を中和する方法でもある。


まずは・・・
ボディワークの素晴らしい成果やテクニックに不安があるのではなく、
そのプラスアルファとして自分の意識をより深めたいと考えています。
それでボディワイズのワークの質が変容するだろう。
ずいぶんとバランス感覚がよいワークへ進化できる。
私の胸中に涼やかなGoサインが出ている。


地道に研究します。^-^)