さまざまなテクニックを学ぶメリットと時間配分

ワークテクニックの取捨選択の仕方について、
私はわりと節操がないといわれるタイプです。


他さまざまなジャンルの手技を利用しなければ、
効率的に問題解決を解決できないことがあるからです。


例えば
「身体の深部の肋骨の裏側あたりの筋肉を筋膜マッサージで解けるか?」
とかいわれるとそんな器用なことは考えません。
カウンターストレインを知っていれば、
該当する部分の解き方の参考にする。
そうすると合格点に近い答えが手に入ります。
すっきり解くための公式をいくつか押えておく。
そのような心がけからです。


多ジャンルに普段から触れていると、
解法を得るのに都合がいいときがあるのです。


お客様にとり関心事は成果がでるかどうか。
私もそうシンプルに考えます。
難問の場合にはその成果を得るまでには、
数ヶ月もの間さまざまな分野に渡る文献をあたります。
そのときにひとつのジャンルだけでみていこうとすると、
かえって遠回りしてしまうことがある。
そのような経験をしたことがあります。


それ以来ですね。
さまざまなテクニックに積極的な関心をしめすようになったのは。


この選択が正しいかどうかはわかりません。
ひとつのものを深く極めることも大切です。


ただバランス感覚を持って対応するように心がければよいのでしょう。
熟知すべきものは深く理解できるよう6割の時間を割き、
あとの4割の時間は多ジャンルを理解するために使う。


そう心がけるようにしています。


あと結果的に私が整体屋さんかマッサージ屋さんか
いろんなものを同時進行で使うものですから説明しづらいと聞きます。
お客様の中で、知人やご家族をボディワイズに紹介するときに決まって説明しづらく、
「とりあえずいってみれば?」
という説明に。
とりあえず・・・といわれても、
かいってみる気にはなれませんよね。^-^;


ただ私にとってワークテクニックとは
「身体の部分をどのように整理整頓するか」というものです。
どんなジャンルのワークテクニックであっても、
私は『ボディ・パーツ・クリーニングのためのツール』と呼び包括して捉えます。


ときとしてジャンルの垣根が高くなりすぎると互いのワークテクニックとの
相関関係が疎遠っぽく表現されて関連が薄く見えてしまう錯覚がありまして。
ワークテクニックを一端別なくくりにして纏め上げて思考してみる。
すると程よくなじむことがあるのです。