書籍紹介『系統別・治療手技の展開』(専門書)

協同医書出版社という出版社。
リハビリテ−ション医療・医学系の書籍を多数出版。
作業療法」「理学療法」分野に強い。
体について理解する上で、重要な参考書となる書籍が多く、
徒手筋力検査法』や『理学療法ハンドブック・初版』などから始まり、
広く良書を出版しつづけている。

私はこちらの出版社からでている
下記の書籍は大変参考にさせていただいている。

書名『系統別・治療手技の展開』
価格 \4500
奈良勲 他編集

『系統別・治療手技の展開』の書籍紹介を引用させていただきます。
本書は,現在,理学療法で多用されている既存の治療手技 (Manual Therapy)を,人体の系統(Systems )に従って整理し,評価と治療に必須となる人体解剖・生理学的基礎事項と合わせて解説したガイドブックである.学生から臨床経験数年までの新人理学療法士を対象として編集された.卒前教育と臨床技術との橋渡しとして好適なガイドといえる.掲載治療手技:触圧覚刺激法[小林孝誌]/軟部組織モビライゼーション[砂川 勇]/マイオフェイシャルマニュピュレーション[荒木 茂]/マイオフェイシャルリリース[竹井 仁]/マイオセラピー[河上敬介+辻井洋一郎]/ストレイン・カウンターストレイン[竹井 仁]/神経系モビライゼーション[齋藤昭彦]/関節モビライゼーション[藤縄 理]/マッスルエナジーテクニック[竹井 仁]/頭蓋仙骨療法[山田拓実]/徒手リンパドレナージ/マッサージ・体性感情解放/他[黒澤和生]

海外の優秀な治療手技を系統的に紹介する名著です。
執筆者は理学療法士の先生方。
民間療法でもカウンターストレインなどの手技は用いられてきていますが、
公的なリハビリテーションセンターでも利用されるようになってきている。
信頼ある公的機関が利用にふさわしい、患者への安全面の配慮が最大限考慮された手技を紹介。

引用文献リストも充実し、治療手技専門コースガイドとして講習会情報も掲載しています。
日本では、マイオフェイシャルマニュピレーションやマイオセラピー、ストレイン・カウンターストレイン等々聞き慣れない治療手技でしょう。
ですがワークに応用すればなくてはならない貴重な手技テクニックです。

下記出版社では他にも良書が多いので要チェック。
協同医書出版社 HP (PDF最新図書目録あり)
http://www.kyodo-isho.co.jp/