一通のメールをいただいて


先日大変残念なことがありました。

詳細はプライバシーの関係上書きませんので、
大変ぼやけた文章の羅列になると思います。
その点ご了解ください。

他でボディワークを受けておられる方からメールをいただきました。

その方が大変不幸な事故にあわれたそうです。
内容を読ませていただきますと、
私は瞬時に凍りつきました。
本当にお気の毒なことと感じます。
体をケアしたいために通っていたはず。
それが矛盾した結果へ進んで行った。
それほど切ない話はないものです。

私どものところには他のワークを受けた経験者が多くおられます。
その方々からそちらで受けた施術等の様子を教えていただくことがあります。
ただ専門的内容は一般の方にはわからない面も多々ありますので、
概要をお伝えいただくにとどまります。

お話をなさっているときにワークを受けているときを思い出されています。
そのときに私がその方の肩や背中等どちらか触れているとき。
ある種の情報を読み取っています。
お客様が思い出しながら話をしているときに、
筋肉の反射が生じるのです。
例えば虚脱していたり硬直している筋肉に
しっかりと力がよみがえる反応が起きたとき。
このような場合には、
レベルの高く成果のあるワークのようです。
そうではない場合には筋肉に変化がないか、
インジケーターとしてみている筋肉の力が、
もっとひどく脱力して力が抜けていくとき。
頚椎や他どちらかに施術のときにダメージを受けているときがあるようです。
またはその施術者とトラブルがあったりやそりが合わなかったのかもしれません。

話をメールに戻します。

最初のメールをいただいたとき、
私ができることは、
他のメールの返事を保留にして
そちらのお返事を書くことを優先すること。
夜中の2〜3時くらいに必死に数度書き直しつつレスをしました。

事故に関わられたワーカーは危険な手技をしていたわけではありませんでした。
ただ病理学に明るいものならばとらないような事後の行動をとられたようです。
その点が残念でなりません。

ただそのワーカーは私のお客様が通ったことのあるワーカーでした。
悪い評判を聞くことはなく物静かで誠実な方とうかがっていました。
たまたまそのような方がワーカーでしたので安心しました。
ときどき事故が起きても責任回避に終始する先生がいて、
お客様が精神的な二次被害をこうむることがあるからです。
そちらのワーカーのお名前を聞き少しだけほっとしました。

その後数回その方とメールをやり取りさせていただき、
その方が望まれるような結果に近づいていかれたようです。
その方もそのワーカーの技術力は高く評価なさっておられ、
今後もセッション継続を望んでおられました。
そのような運びとなったそうです。

願わくばこの事故を乗り越えて、
少しでもお体をご自身の理想に近いところへと導かれていって欲しい。
そう思ってやみませんでした。