顎関節ゆがみと骨盤(仙骨・尾骨)ゆがみの関連


ちらっと人の顔を観る。


すると顎関節のずれが見つかった。
胸鎖乳突筋・咬筋・肩の左右差・頬骨などからそれは見分けられる。
これで利き手と利き足の察しがつく。


顎関節が硬化肥大していたら
必ず肩関節および股関節がずれていますし仙腸関節もずれている。
それは左の仙腸関節がずれていたり右の仙腸関節がずれていたり。
骨盤が左右どちらにゆがんで傾斜しているかまでは、
顎関節だけでは見分けづらいところがある。



だが面白い見方がある。


舌骨という舌の下あたりにある骨。


関節がない骨です。
筋肉でつられている構造の骨という珍しい特徴を持つ。
舌骨のゆがみパターンは骨盤のゆがみパターンと一致。
だから舌骨を観れば骨盤のゆがみがつかめる。


特に舌骨がどのようなゆがみがあるかを静的に観ることもできるが、
どのように動くかという動的な観察をすれば興味深い情報が得られる。


それに相手が話している様子からそれを見て取れるかもしれない。
私にもそれはうっすらとみてとることができるから、
エリクソンなどのように観察力がすばらしい方ならわかるはず。
体のゆがみのパターンはその人の性格や気質、
潜在する疾患を予測できる材料となるだろう。