場所は東急大井町線の九品仏駅を降りてすぐ。
開山は江戸初期の高僧「珂碩上人」。
四代将軍徳川家綱公の治世延宝6年に、
奥沢城跡地であったこの地を賜り浄心寺を開山した。
門の脇に「奥沢城跡」という背の低い碑が立っている。
楼門までは100メートルほどの参道。
ケヤキや松など様々な木々が植えられそびえている。
格式高い仁王門を通り抜ければ、
左手に閻魔堂。
その隣ではお守りなどが売られている。
以前にこちらに来たときは、
なんて年月を経て大木と化した保存樹が多い広々とした寺院だろうと驚いた。
鳥の音が美しい。
境内は3万6千坪もあります。
広大な境内をまばらに参拝者が行きかいます。
白人系外国人の方々もちらほら。
三仏堂(上品堂・中品堂・下品堂)に安置され祀られている阿弥陀如来像。
窓越しに覗くだけしかできませんがすばらしい!
中品堂の前に菩提樹が植えられています。
菩提樹の種が落ちてないかという魂胆もあり、
本日はこちらに参拝したわけです。
もう菩提樹は花が咲き種が落ちてひさしころあいです。
かろうじて地面の腐葉土と化した葉の下にあればいいのだが。
そう思って探してみるとごろごろでてまいりました。
菩提樹の種をありがたいお守りのようにコレクションしています。
築地本願寺・葛原神社・九品仏浄心寺の3箇所の菩提樹の種を収集しました。
菩提樹からスピリチュアルな何かを感じるわけではありません。
なんとなく集めたいとの思いつきなんですよね。^-^;
帰りは奥沢神社にもよりお参り。
九品仏や奥沢神社の池には無数のおたまじゃくしがいます。
春の生命の息吹を感じさせてくれます。
ここ数日、雨が降る日が続いてまして、
たまたま晴れた日に休みがいただけて本当に幸運でした。
感謝。