私なりの真の健康状態の定義づけ

私がワーク中によく言う言葉があります。
日記でも何度か同じようなことを書いていて、
耳にたこがという感じかもしれませんが。^-^;



『体の使い方を改善させましょう。


もし体を固めるような使い方をしていて、
それに気づかないか気づいたとしても手を打たないとき。
極論すれば施術ではカンフル剤として、
一時的に他者の力で体が緩められたのみです。


永続性を期待するならば、
施術で和らぎ体のセンサーがよみがえり動きの自由度を増したときに、
体の使い方を改善させる自分が気に入った方法を実践しましょう。』




人の体の筋肉が緊張する仕組みにはつらい仕事を繰り返す準備をし続ける、
というものがあります。
きつい姿勢をしたりへとへとになるほど疲労困憊したり、
気づかないうちに呼吸を止めるような動作をしていたり。
するとそのようなハードで負担のかかる仕事や動作や姿勢をまたするのでは、
と強烈に身構えるようになります。
その身構えをする回数が5回も繰り返されれば十分。
瞬時に身構える筋肉を固めるパターンを再現しだす。
そのパターンを幾度も繰り返せば身構えた状態の姿勢や動き方を
本人が気づかないうちに常態的にとるようになる。
そして本人が意図しない体の芯に筋肉のこりをこさえるようになります。


これを放置すれば、
本人が気づかないうちに再度しこりをまた体の奥に作り出してしまいます。

だから施術で体が柔らかくなるだけではまた筋肉が硬くなりゆがみだす。
それを繰り返すことになります。


動き方の改善を丹念に時間をかけておこなっていけば、
施術で柔らかく敏感になった筋肉や感覚が動きの改善を助けてくれます。


このような動きの改善を定着するまでステップを進まれれば、
以前の体の硬化した様子に後戻りすることはなくなります。
それだけではなく『サトル・ムーブメント』というような、
体の動きを緊張せず注意深く繊細かつ連動した動きができるようになれば、
常に体の使い方を磨き続けることができるようになるでしょう。
そうなれば体の使い方の進化に限界はない!といえる境地です。


また実際は心理的な緊張状態に追い詰められたときに身構える反応なども
筋肉を硬化させてしまうパターンを作り出してしまいます。
心理的な緊張は深部層の筋肉まで至るような深刻なしこりを作り出します。


ひとまずはどのような状態で緊張するか観察していきましょう。
過去に緊張した記憶をたどりその記憶の解釈を改変させるなどして、
うまくもう緊張しなくてもいいんだなと思えるようにできれば良好。
現在進行形で心理的緊張により強く抑圧や呪縛?を受けているとき。
そのようなこともあると思います。
そのときは自分のことを客観視しにくくなりますから。


私は心理的な後悔や不安からくる緊張を感じる状況やパターンを、
紙に書き出すようにしてます。
カウンセリングなどを受けるとお金がかかるんですけど、
こころの内観を紙に書く方法はペンと紙だけですみます。


緊張の源泉を見つめていく過程で、
頭の中でぐるぐる無限ループしている不安定さが落ち着きます。
根付いた問題を正面から受け止めたら頭が解決方法を探索しだし、
解法に気づきだせば次第に気持ちが落ち着きますから。



こうやって自己を自縛していた心理的緊張の糸がほどけたときに、
動作や姿勢が目に見えて変わることがあります。




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個人的なことですが
近い将来に私どもの研修に突入したときは、
この部分を少し専門的に見極めていきたいと目論んでいます。

そこを磨きをかければ私が望んでいる真の健康が手に入ることでしょう。
そう期待してやみません。