リアルに筋膜イメージを捉えるDVDをいただきました

先日、お客様から筋膜に関してのDVDをいただきました。
Muscle attitudes』という英語およびフランス語。
このようなジャンルはアメリカやフランス等が先進。


DVDの映像で解説されているもの。
筋膜のファイバー状になって機能するイメージが、
非常にリアルに観てわかります。
たたみかけてテンセグリティとして機能する様子が
映しだされています。
3Dのアニメーションも理解を助けてくれています。


私の頭にある筋膜のイメージが、
より鮮明になりました。



余談ですが、
あまり医学でも筋膜とはということは
語られることはないと思われますから。
体の中の見過ごされがちな奇跡の世界。


たとえば私が持っている『グレイ解剖学』という
1000ページを超えるページ数の解剖学の専門書で筋膜を調べたら、
ちらっととしか書かれていません。
それも「骨盤と会陰」という章で、
筋膜を紹介しようという特別な章立てがしてあるものではありません。


私がチェックしてきた一般的な医学書をいろいろとチェックをしてみても、
この程度の扱いが多いように思います。


だからこのジャンルは特殊な特別な関心があるものでなければ
そのような資料にアクセスすることができないものなのです。
一般の方が観てもそこからは汲み取れないような情報も
関心あるものには多大な気づきを与えてくれますから。
ですので頂戴いたしましたDVDは大変に貴重です。


Hさまに、心から感謝いたしております。(m__m)


物事というものはイメージが描ききれていないものは、
それを決してコントロールすることはできない。
未熟なイメージしか持っていないならば、
丸腰で戦に出るようなものです。


少なくとも私のような知識を得て論理的な構成をして技術を積み重ねて、
というようなことを繰り返して自分なりの施術法を創り上げるものは。


イメージとは、進み行く作業をするためのハンドルなのです。
だからハンドルなしにエンジンをかけてアクセルを踏んでも、
何を求めどこへ行くのかもわからぬことになってしまいます。
いずれそれでは破綻するでしょう。
結果が出ません。


そのような未熟さのなかでもがき苦しみながら、
少しずつイメージを固めていくしか成長はない。
成長すれば結果はついてきますから。


施術でも同じことです。


私などでは、
ほんとうにまだわかっていないことばかりです。
教えていただきまして本当に感謝です。