書籍紹介:『言志四録』(施術内容ではなくて、すいません。m__m)

人生を一貫して有意義に生きる指標はメンタル面での強化につながります。
生きるための柱となる軸ができるなら少なからず心身一如の関係から貴重。
そのような存在感あるものとの関わりがどれほどあるかによっても
人生の荒波を前向きに乗り切る力となるでしょう。
そんな書の、ご紹介です。 ^-^)



私は吉田松陰勝海舟西郷隆盛坂本龍馬などの、
幕末に活躍した方々のファンです。
それにちょっと変わった感じの学者で佐久間象山も。



ただ彼らがなぜ。。。
なぜ、彼らはあれほどまでに優れたリーダーとしての才覚を持てたのだろうか?


そのような疑問がありました。


生まれつき優秀だったからか?


それはそうでしょう。
ですがそういっちゃ、

まねのしようがありません。



そう考えているときに、
たまたま七田眞氏の老いていくときにでも遅くないから教養として読もうよと推挙していた本が、
彼らが愛読し座右の書とした本に『言志四録(げんししろく)』という佐藤一斎が書き記した語録だった。


「そうか!みんな、この語録を胸に置いて行動の規範としていたのか!」


そうわかったときは小躍りして喜びました。


言志四録とは語録数は総1133条もある膨大なものです。
とりあえずは数冊の現代語訳が付記された言志四録のダイジェスト解説本を図書館から借りて読みました。
胸がすくほどわかりやすい本。


今に通じる内容で色褪せず目から鱗が落ちるほど絶妙に深慮された考えが多い。



言志四録を読んで西郷はそこから101条を撰び、
人生修養の力と変えていた。
敬天愛人」という西郷隆盛が好んでよくつかった言葉があるが、
まさにこの言志四録を知ればそれがすぐに想起させられるだろう。



今は解説が少ないが紹介してある語録数が多い下記の本を手に入れ読んでます。
少しでも頭のなかに摺りこんでおければいいなと思う、座右の書になりました。


新編 言志四録―人生の知恵五〇〇の座右言


【本書内容】
幕末の志士たちが範とした名著『言志四録』―『言志録』『言志後録』『言志晩録』『言志耋録』の全4巻、
1133条からなる修養処世の心得は、
いまもトップリーダーたちの座右書として人気が高い。
本書は、この中から500の至言を選りぬき、解説したものである。
「学を為す。故に書を読む」「春風を以て人に接し、秋霜を以て自らつつしむ」など、
真摯な自己修養の姿勢が全編に貫かれ、自己と人生のあり方に明確な指針を示す書である。