体を立て続ける原動力としてのコマ軸パワー

体の芯をどう立てるか?


体の芯を、
五重塔の心柱のようなものとイメージすることもあるでしょう。


相当詳しい仕組みを解説してくれているぺーじもありますので、
関心あればグーグル画像で『五重塔心柱( http://p.tl/vSYA )』で調べてくださいね。


地震大国の日本で生き残りし古からの知恵。
感心以上に感動です。


ただ人間は動物。
そこは建築物とは類して否なシステムも必要。


たとえば、私どもが体の軸を正中線というと同時に、
コマ軸というお正月にまわす独楽の軸にたとえます。


「そうか、コマは高速回転すれば長い時間、立ち続けられるよな・・・」


そうです。


Youtubeで見つけた映像をエンベッドさせていただくと、
精密に制作されたコマは、想像以上に長時間回り続ける。



精密コマ NEXT-URANUS (ウラヌス) 記録 約7分16秒


こちらのコマはアマゾンでも販売されている市販物なのです。
価格: ¥ 3,980 
(私にとって衝動買いの価格帯を超えていました でも、施術の際にお客様に見ていただきたいグッズのひとつなんですよね、、、これが。。。)


アマゾンの紹介文では、精密メーカーが作った本気のゴマ。平均で3分以上回ります。


映像の始まりで、手でまわすシーンがあるのですが、
その手の大きさとコマを比較すると本当に極小です。


だから3分以上の記録 約7分16秒という記録は、
コマを回された方が修行を積まれて達者なのでしょう。


映像の中盤以降に、
コマが回転しているかどうか、
コマだけをみていると静止画にしか見えなくなるシーンがあります。
もっとも回転するエネルギーが安定しているので力が前後左右上下に保存されるとき。


この状態をコマ軸が生きた様子とみて、
そのように身体の軸を立てられたらよろしいでしょう。


という意味を込めてコマ軸と名づけたのだと思います。


そしてこのコマ軸が安定している状態のときに、
手をそのコマの外周に触れれば、
このコマの質量が1キロもある大物ならば、
指先が焼け焦げるかはじき飛ばされるか。


静かな佇まいのうちにも、
うちに秘められた情熱は、
それはもー、すばらしい。




また、Youtubeで他にも、
下記のような信じられない長時間の記録を叩き出した映像も。



単独回転時間を追求した究極のコマ15分以上回った!!



ただ、ここで疑問。


パソコンで文字をカチャカチャ打っているデスクワーク中では、
「私は、バレエダンサーやフィギュアスケートの選手のように回ってないんですけど。」


実際、明らかに、回転してないんですよ。 


気功の功を積んだものならば、
体の陰陽をモーターのプラスの磁石とマイナスの磁石に模して考え、
その内側にコイルを巻いた芯をいれるイメージで、
体の実態以外の気の流れを高速回転する。


それは慣れてみれば、
高速回転の実感がでてくる。


高速になり安定すれば、
脊椎が上記映像のコマの安定した際ように、
立ち天地に幅を利かせるのが自然に感じる。


ただしそれには修練が必要ですから。。。 




人は、回転する物を、映像や自分の近くのものに見つけ観察すると、
感度がよろしい方々には不思議な現象が起きる。
その人の動きを真似てしまおうとする軸をただしていくような共鳴が起きる。
そのような視覚情報から、アプローチをしてみるのもいいだろう。


ものすごく回転するものに対して、
そこに意識を集中して見やるもの。
そんな注意の払い方を本能的にやってのけるようだ。


だからもしかすると高速にまわるコマをじっとみて、
それで背筋が少しずつ伸びた感じになるひともいたかもしれない。



またはフィギュアスケートをしているシーンをソチ・オリンピックでみましたが、
荒川静香選手のスピンについて語るYoutube映像もあったので、
コマになってるという解説が興味深く掲載させていただきます。



荒川静香フィギュアスケート講座 スピンの軸



コマは長くても数十分で止まってしまいますから、
回転し続けるようなモービルなどのインテリア。


あると、いいのかもしれません。




たしか三軸修正法の本を読んでいたら、
視覚で捉えられない背部に回転体があっても、
それに人は影響を及ぼされると書かれていた。


コマを見ればわかるように回転はエネルギーの保存効率が、いい。


冬場には不向きだが、
熱帯地方のホテルとかにありそうな巨大でゆっくりにまわる扇風機を天井に設置して、
回し続けてみるというのもいいのかもしれません。
巨大な質量を持ったものが回転しているならば、
それに比例して人体のなかの体液のコマたちが
くるくると勢い良く共鳴回転するようになる。



これは、昔から実験したいなと憧れています。


ただそんなに大きな扇風機は、
買えないですよね。 ^-^;