自分の中に眠る個性の引き出しを開けてみる

立ち向かう勇気、大事だと思いませんか?



先日、ダンスをなさっておられるお客様( S.Sさん、ありがとうございます! )から、
興味深い人物を教えていただきました。
大前光市氏という、ダンサーです。


S.Sさんは、このダンサーのことを知るや、
どうしても大前氏のレッスンを受けてみたくなり、
足を運ばれたそうです。


おそらくS.Sさんは、下記のサイトを通していかれたのでしょう。


大人からはじめるHAPPYバレエ! - アメーバブログ
http://ameblo.jp/shinka0927/



ハートネットTV ブレイクスルー ダンサー・大前光市 9月28日
https://youtu.be/YcWjcf3dn6k


上記のYoutube映像をご覧いただければわかりますが、
大前氏は、ダンサーを志したのち、不運にも左足を失いました。


そのような状況であってもダンサーを諦めずに自らを磨き続け、
そして実力を認めてくれる仲間と出会い活動をしておられます。


私も、大前氏の動きを見た瞬間に、
繊細かつ大胆な感性豊かな表現力に目を奪われました。




今の自分を正面からみつめつづけ、
内側から溢れ出る躍動感や若々しさや情熱。
そのような礎を築くことで、
立ち向かう勇気を振り絞って来られたはずです。


人並み外れた気持ちのしなやかさから、
何ができるか可能性を模索し続けたのでしょう。


何かを失ったとしても、それはそれで個性とし、
その方の持つ無尽蔵に広がる引き出しを開ける。


誰も彼もが開ける引き出しが開けられなくなってもいいんです。
自分に秘められた個性の引き出しに、気づくかどうかでしょう。



生み出すにも工夫や苦労もあるでしょうが、
トップになるものは誰でも経験することだ。


それを楽しんで機嫌よく歩み続ける才能は、
自分はコレに懸けているというものを携え、
それを友として生きるものに微笑むのかも。。。


そのような気持ちにさせていただきました。





ちなみに、
S.Sさんが大前氏のレッスンを受けたときは、
普通にダンスレッスンだったといいます。
ですが、おそらくレッスンを受ける側が、
受け取れるものが多いレッスンタイムだったのでしょうね。 ^-^


余談ですが、S.Sさん。
バレエやダンスもスタジオに通いレッスンをなさっているのですが、
それだけではなくて、
月に二度ほど?フィギュアスケートのレッスンも。
ここ1年ほど。


スケートをする際には、軸が前や後ろや左右にずれれば、すってんころりんと転がり、
驚異的な代償を払わなければならなくなります。
やり始めた当時は、したたかに顔面強打されたそうです。
気を失うほどいたかったと思います!


そうもなると、軸を死守し続けるのが至上命題化します。


それは氷上だけではなく、
日頃の陸地の上を歩く立つ際も。


ずっと軸をキープする意識は抜けなくなります。


いい意味で「軸を失う時の恐怖を身に染み込ませた」のですね。




それは無駄な筋肉の力みが致命傷となり、
骨格を芯にしてバランスで支えるのが賢明だという選択をするように変えてくれた。


だから前回、今年前半ころにおいでいただいたときと比べ物にならないほど、
身体が地面に突き刺さった気持ちいいグラウディング状態で立っておられた。
前から進歩著しいなとは思っていたのですが、
本人もフィギュアスケートで軸精度を上げようと意図していた通りの結果に。
彼女の作戦勝ちでしょう。^-^


もともとがバレエをなさっておられたことで、
身体操作力の基礎がしっかり身につけられていたこと。
それとフィギュアスケートの軸を失う時の恐怖の刷り込み。^-^;


この2つの要素がそろうと、
すごいもんなんだなと関心、感動しました。