鬱になるときの、頭骨の動き。
「最近、鬱になっている感じだ。」
そんなことを言っている方がいるとします。
施術家ならどのように鬱かどうかを知るか?
たとえばクラニオセイクラルセラピー系の施術が得意な人は、
独自のチェックの仕方で、そういった可能性があるかどうか。
調べることもできるのです。
クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)をするときに、
頭蓋骨が縫合部分で収縮と膨張を繰り返すことを感知できる。
それはわずか50ミクロンほどの収縮と膨張を繰り返してる。
健康な人は、この動きが一日に約1万回繰り返されるという。
よーく、聞き耳を立てるかのごとく、手先の神経を尖らせて。
そして感じ取れるようになったら、しめたもの!
深刻なストレスや体調不良で健康を害しているとき。
頭蓋骨の収縮と膨張を繰り返す動きが足らなくなる。
その収縮と膨張を繰り返すカウント数が減るごとに、
体の全体にわたって活力が失われる。
ケースバイケースではあるものの、
そういった関連性を見つけられるときもあるのです。
そして鬱になっておられる人の頭蓋骨を、
このような手の感覚を備えた人が触ると、
ほとんど動きが失われている傾向がある。
そのことを知っていれば調べられますね。
以下の本には、
体から発せられるシグナル信号を捉えて、
体内の情報をキャッチするヒントがあり、
こちらの本にもこのことが語られている。
体からのシグナル―体と心が発する信号を正しく理解して最高の健康を手に
頭蓋骨の動きを調べてみれば、
頭蓋骨がしっかり収縮と膨張を繰り返す。
そうであれば、意外に元気なんですよね。
本人の気持の不調の訴えは、
時期に好転するかもしれません。
頭蓋骨の動きを調べてみたところ。
頭蓋骨の収縮と膨張の繰り返しが滞れば、
脳内の第三の体液である脳脊髄液の滞留。
すると脊髄神経系のエネルギーが不足し、
自律神経の活躍が下火になっております。
すると自律神経が失調いたしますと、
実に多岐にわたる問題が表出します。
気力減退や性力低下、食欲減少、思考力減少、から腰痛や神経痛、
その他、いくつものつらい症状がでてくるようです。
鬱のときには気分だけの問題ではなくて、
体にもいくつかの特徴が見つかるのです。
ちなみにこの頭蓋骨の動きで見つけることもできますし、
足裏までその頭蓋骨の動きの律動は感じ取れるものです。
だから仰向けに寝てもらったお客様の足裏を触れていて、
これはちょっと問題があるかも知れないな。
・・・と感じ取ることもできる。
もちろん、これは診断などではなくて、
私ども施術をする者達の独特な調べ方。
そこで得られたネガティブな情報には
人を撹乱させるような罪もあるのです。
不用意にお客様に伝えることはありません。
ただ、意外に私が自分の頭を触ってみると、
幾つもの情報が手に入るのは便利ですよね。
そこだけは、助かっています。