先日、施術の実験台となっていただいた方のお付の方がおられまして、
本格派のスポーツをしておられます。
筋肉の調子がいいほうが絶対にいい。
そして先日、私のワークベッド利用者、第二号として背中の部分だけ解かせてもらう。
すると断然、筋肉の質がいい。
血液の含み方が大変よろしい。
すばらしい変わりようで狐につままれた感じでした。
もしかしたら特殊なトレーニング方法を実践中か？！
質問を投げかけたら、
「コアを鍛えるようなトレーニングも取り入れてる」
といいます。
ですが、それだけじゃ、
説明がつかないほどの改善の深さ。
コアトレは、正確にやり方を身につけないと、
アウターを同時に使ってブレーキ筋を硬くし、
ここまで仕上げられるはず、ないんですよね。
繊細な神経一本一本に命令を出す
サトルムーブメントの名手でもない限りは、
コアトレだけでこのような仕上がりはない？
そう思うんですが。
そして彼が他に思い当たったところといえば、
「家でごはんを食べるようになったからかな？」
一人暮らしのときは、誰かが食事指導してくれるわけでもなく、
美味しいものは「美味しい、美味しい！」と嬉々として食べる。
だって体が資本だから、しっかり食べなきゃ。。。と。
生活上、そこからの脱却があったそうです。
だから、
それが率直かつ深い回答だったのでしょう。
あまりに普通のことに思えたので拍子抜け。
ですが、確かにそこがあって素質が活きた。
そんな、絶妙な感じもしてくる。
感触がひしひしと伝わってくる。
筋肉の深層部にいたるまで、
剥がれやすいこと剥がれやすいこと。
解いていて面白く、
嬉しくなるほどで。
プラスしてしなやかで粘りだすよう、
血液の弱アルカリの徹底イオン化へ。
重心どりのいい呼吸法の実践と
クリアなメンタルを維持することへ。
さすれば隣り合う筋膜同士が離れがよくて、
パフォーマンスは練習なしでも２０％増か？！
それって、おいしすぎます。
その方は、
ご結婚なされたため自宅に帰ってごはんを食べるようになって、
体重がついても全体のまとまりはいい感じになられたようです。
きっと奥様も料理が上手で、手をかけてくれているのでしょう。
それも手伝ってでしょう。
「調子は、本当に今までにないほど絶好調で走ってる」という。
そりゃ、そうでしょう。
この筋肉ですから。
私の目は、変わりようで驚いてます。
でも他のトレーナーには、
悪くなったと言われ気にされていました。
その意図は、想像するしかないのですが、
部分を見てだけ口走った言葉だろうかと。
繊細な方に対しての一言は、
イメージが一人走りをする。
胸にえぐられるように入り、
必要ない暗雲を描き出す。
ネガティブな指摘は、
言葉遣いに注意が必要です。
私も気配りが足らずにいて、
自己反省すべきところが多いので。
教えられました。。。
全体をみれば、体幹力も整えられていき、
回復力が空恐ろしいまで変わったのです。
体からでてくる気の圧の厚みが変わった。
そう、いいえているのではないだろうか？
『食』
これが本当に大事だったんだと、教えられました。
たとえば、体の筋肉は慢性的な疲労感があるようならば、
各内臓や筋肉などの組織、それに骨などにもエネルギー代謝が悪化していきます。
それでは施術で代謝をあげるよう
各組織に栄養が流れるよう血管圧迫部分などリリース。
ただそのときに併用して、
体にいいものを注意深く選択してとっているかどうか。
感謝して、この食物が自分の血肉と馴染む想像をする。
そういったことも大切だろう。
中国秘伝 よく効く「食べ合わせ」の極意 (文春文庫)
を興味深く眺めてみたり、
捨てようと考えて階段に出していた
食の医学百科―毎日の食事がからだに効く! (主婦と生活生活シリーズ (319))
を、本棚の片隅に戻してみたり。
休業中の食事は、勉強時間を用意に時間を取られないように、
朝はカレーとか、うどんとか。
わざと、定型化していました。
目をつぶっても用意できます。
乾燥わかめや、すりごまや、けずりぶしや、野菜をどーんと入れ込んで。
料理をしているというものでは程遠くて、
気を配っている方々にすれば手抜きです。
手軽に実践できそうなところは、
温野菜を効率的に摂取と考え、
シリコンスチーマーかなと。
昨日、武蔵小山を練り歩いて探したがありませんでした。
日頃、調理器具は気にかけていないものだから。
碑文谷ダイエーに足を伸ばせば、
間違いなく手に入るでしょうし、
今はネットの通販でもあります。
お見えになられた方の筋肉コンディションが『劇的に変わった』様子は、
私のような手抜かりをしていたものには、
この部分に無性に手を付けたいと思わせてくれました。
いまさらと突っ込まれそうですが、
いいことを教え気づかせていただけました！！
