個人的なことですが、
昨日、お客様よりかねてからがんばっていた資格試験に合格したと、
うれしい連絡をいただきました。
どうなったか気になっていましたから、連絡、ありがたかったですね〜
おめでとうございました!!
激務の仕事もですが、そのほかにも大変なところだということはお伺いしてましたから。
仕事をせずに勉強一本に絞った私には、
お客様が時間的にも気持ち的にもやりくりしてかなえた夢の資格獲得に、
ほんとうによくがんばられたと感動です。
私も薬膳関係の資格合格したいというモチベーションがあがりました!
ここから話が変わりまして。
こちらも内々の話です。
私はここ数ヶ月、
YouTubeで漢方の解説を初心者にもわかりやすくしてくれる
がんじゅうファミリー様の映像を、
朝から晩まで徹底して視聴させていただきました。
初心者にもわかりやすくという点と
漢方薬局をなさっておられ臨床上のアドバイスが適切とお見受けいたします。
先だって、ようやくそのがんじゅうファミリー様のメンバーシップ登録をし、
無料映像よりもディープな内容解説を少しずつ視聴し始めております。
ただ私と同時期に薬膳の勉強をし始めたものがおりまして、
そのものはがんじゅうファミリー様の映像も、
私がこちらは視聴して参考にしてくださいというと見るものの、
普段は他の漢方薬局をなさる先生のブログを徹底マークしていて。
Notionで、その先生発信の情報をデータ整理をしているようです。
するとがんじゅうファミリー様の映像を視聴しまくる私にはこちらがお勧めの生薬で、となるところが、
私と同時期に学ぶものは異なった視点で得た情報に基づいて別のお勧めが出てきます。
こういうことはよくあることです。
おおよそ基本的な考え方や対処は各先生ごと共通するものですが、
臨床上の判断が必要な事象においては試行錯誤の上で先生自身がかつてなさった成果が実感できたことに軸足が落とされて考察がなされるからでしょうか。
臨床上のお客様は、100人100様ですから最大公約数を持ってこの場合にはこうだという概要は言えても、
この場合はこうだとしてもそこに対して複雑な要素が混じってきますから。
そうなると個別のお客様ごとにに弁証論治をしたものいいは両者先生ともに共通する納得する流れが描かれたとしても、
概要のところでは違った切り口でものを編集し捉えておられるかと思います。
そういうこともあって、この先生の話だけが正解というよりも、
様々な先生の話をうかがい知ることで勉強を深めるというやり方が賢明かなと思うところがあります。
ある意味、
たとえば私がひとまず腎陽虚体質を改善するために、
八味地黄丸を一ヶ月間続けようと目標に施行してみれば、
使用前と使用後の成果上の差異が思ったところの落とし所で
得られたものかどうかがわかります。
■ 問題定義→解決案の選定→実施→成果検証→さらなる問題定義・・・
というそこで、
勧める先生の対応策を実施した上で
起こる現象面の流れを自らの身体で試すことができます。
漢方の処方も体質上あってない場合の反応は、
そこでどういったことが副作用的に生じるかを把握しているので
そういったリスクが回避できる前提での挑戦はありがたいですね。
検証は同時並行で薬膳の食材をいただくなどしております。
だから正確さは甘くなりますが、そこは致し方ありません。
さらなる学びの幅を広げ深めて、
それにもとづく観察と検証ができれば。
そういった知識や経験が薬膳の考え方の幅になるでしょう。
そんな期待をしつつ、
「私はこうこの先生の言葉で習ったが、
君は違う対処を別の先生から学んだようですね」
こうした見解の相違を学識を高めるスパイスとして、
自分の学びがまだまだだということを理解しながら
楽しく学んでいるところです。
いまの時代、本から学ぶことも大事ですが、
学び方が多様化しているんだなと実感しています。
本当に、ありがたいことです。
また主に手技による施術をしてきた私には、
身体の顔、首、頭、右腕、左腕、胸郭部前面、腹部前面、内臓面、背部上方、腰部、臀部、鼠径部、右脚、左脚、右足部、左足部といったパーツごとに、
細分化してむくみ、血の阻害、などなどの現状の把握する力は優れています。
それらを総合していく前に、実態を正確にとらえることで、それらのパーツごとが、
いったいどのような変化を遂げていくものか。
それもまた個別具体なそのものの状態や状況を正確に把握する手伝いになるでしょう。
たとえば血を上方にあげる川芎という生薬や血を腰から下におろす牛膝など、
こまやかな使い方ができるものもあり、正確なお客様の状態を確認しておけばそれらの使い方にも加減ができることもあるでしょう。
それにお客様のことばのみにたよらず、身体の状態を見て取ることで客観的に把握することができることは、色々と都合のよいこともあることが見えてきました。
そうした点は深層筋リリースの施術をしてきた機会が活かせる、個性的な特技かと感じています。