人材獲得の秘策 について

施術の話ではありません。
一昨日、人材獲得の秘策について、
お話を聞かせていただきまして、
深く感銘をうけたもので。



詳細は申せませんというか説明が煩雑になる。
そして文章力が拙い私ですから
文章化しづらいのでお伝えできないのですが。
申し訳ありません。 m__m;



ただ、確固たる優れた人材を獲得するための秘策


あるものなのですね〜。
驚きました。


かつて実際に企業でなされた
とっても賢いやり方のノウハウを教えていただきました。



もし施術院で、
そのような人材確保のノウハウを使えば、、、とイメージして。。。 ^-^)



施術院の場合、
やはり人です。



個人で施術院を開業して順風満帆。
すると、もう少し業務の幅を持たせたくなってくる。


施術院は、先生の良し悪しでお客様が再度足を運んでいただけるかどうか、
決まってきます。


では、自分一人で開業していたが、
もうひとり、先生を増やしてみる。


そうすることで、マンパワーが増えていくことで、
受け付けられるお客様の人数が増えていくように。


それは私が知る『信頼ある施術院』のなかには、
一時期に受け付けられるお客様の人数を制限し、
お客様の施術予約の取りやすさに便宜をはかる。


そのために私のボディワイズと同様に予約順番待ちという制度をとっているところもあります。


たとえばあと一人か二人、施術者を増やしたい。
そうすると順番待ちで並んでおられるお客様の待たされてしまう期間が短くなります。
それはお客様にもメリットがありますよね。


ただ優秀な人材をいれなければ個人経営の施術者が一から十まで新人を育てていくと、
そちらに多大な時間をかけていかなければならなくなります。


人材育成のノウハウを持っている人ならばいいのです。
ただ施術技術を持っていても、天は二物を与えず。
ちゃっちゃか施術を優秀にこなせる院長先生。
ですが院長のやり方を飲み込めなかったり、
なにかと院長先生の思惑通り動けない新人。


徹底してマニュアルを覚えさせるほどの手引書を作れているわけでもなく、
安易に落ち着くところが「考えさせて伸ばすことも大事だ」と見守ろうと努めますが、
そのとき医療事故が起きるのではないかとか、
改善の度合いが低くてクレームがつくだろう、
などとヒヤヒヤしながら見ていて心臓に悪い。


それで「自分一人で仕事をしていったほうがいい」と、
ひとりになって仕事を再開するという先生もいました。


それもまた、いい勉強ですよね。 ^-^;




ただ、もし、
最初から『すぐれた人材を確保するためのノウハウ』があれば、
違ったやり方で多くの候補者を集めて、
そちらを一次、二次とふるいにかける。


そして最後に残った優秀な選りすぐり。
そのような適性がある最適な者たちを、
しっかり見定められてから、
社員とし雇うよう確保する。


その際のやり方を教えて頂いて、
私も「なるほど、なるほど。」と、
私は目から鱗が落ちる感じでした。


賢い経営者は、
普通の人が思いつくやり方ではなく、
すべての行動に緻密な計算が含まれているものですね。



大企業だったら、多くの就職希望者が応募してくれるから、
そのような工夫は必要はないのでしょう。
ですが中小企業ではそのような多くの候補者を集められず。
選択肢の狭められたところから採用をするしかなくなって、
不向きな人を採用したり、
院長がまだ人を雇い入れる心構えができていなくて、
採用された人を当惑させて辞めていかれたり。。。


そうならないようにするにも、
多くの人を集めて、
そのなかから向いているものを絞り込んでいきたい。


そうするようなアイデアを発想し、
それを実行に移す。


さりげなく集められた「その業種」に関心の高そうな人たちを候補者として1000人以上集める。
うまいこと候補者を1000名集まったところから、半分に絞り、そして数名に。
精鋭たちが更に選別されて最適者を抽出されていく。


その過程で、残った精鋭同士が精鋭である自覚に目覚めていく。
「大学受験をした時ほど大変な勉強をすることは、将来ないだろうと思ったが、
今のほうが、はるかにそれ以上の勉強をしている」というように、
自分の力を飛躍させるモチベーションの高まる環境が作り出せる。
厳しい切磋琢磨させる試練を与えても、
安易に脱落せずに必死に食らいついて、
がんばり続けようとしている。


採用された人が、
そうなることを見越したプランを描いて、
徹底して施行して成果を得ていったのでしょう。


そしてその会社は、その業界の中でも、
その会社で働いていたということがわかると、
「あぁ、あなたは信頼できます」と太鼓判を。
あとあとまでプラスの評価を得られてしまう。


そうなれば会社側も、雇用された側も、
Win & Win の関係が成立していますよね。


精鋭された社員達が会社を育てていく。
でもどれほど延びるのか、
すでに見当がつけられる。
人集めるやり方を作り上げた時点で。。。


おそらくそちらの会社は、
どのような人を雇い入れたいかというビジョンが先にある。


それを明確にしてから、
現時点で多くのものが採用するような通常のやり方が限界があるなら、
ばっさりそのようなやり方は捨て去ってしまう。
そして独自の巧妙に仕込まれたアイデアを発案し施行していく。
候補者として名乗りをあげたもにメリットを必ずプレゼントして集めやすくする工夫。
それだから取っ付きやすくなるという仕組みをつくりあげる。



本当に、人を集めるやり方も工夫次第なんですね。。。


賢いもの同士が集う場を、
どうセッティングするか。


そのような人事でおこなう仕組みづくりが、
会社の隆盛を決める。
そのような好例です。


そのようにして優れた人材を集めるのには、
集めた会社側担当者が相当な切れ者であり、
ブレずに統制をとり導き続ける力が必要。
それでもって、できることです。



話は、施術院に戻りますが、
なにかとこちらも雇用されても『離職する率が多い業種』です。


施術は特殊な技術を持つ必要はありますから、
そこが、ひとつ大きなハードルになります。
気遣いや心遣いなどもできなくてはなりません。
そしてお客様に信頼していただける価値を創りだそうとする人しか、
長くは続けることができないのです。


それには入店してからの勉強熱心であることは必須ですが、
すでに施術者としての適正をしっかり見定められることで、
その施術院に向き不向きを忌憚なく伝えられる方がいい。
雇用者も被雇用者も、離職するつらさを味わう率が下がる。
それは、お互いにとって、いいことなのだろうな。


向いている方の中からも選抜された人材が、
もし施術院で働き出したならば。
お越しいただけるお客様にも、
大きな安心と信頼が約束できる。


実際に、施術院の従業員が事故や事件を起こして、
施術院が解散させられるようなところもあるので。
(私でも、そのようなところを数件知っています)
数十年培ってきた院長の信用を失うのは、
それは難しいことではないのです。
大いなる賭けのようなものだから、
勝てるようにして、賭けたくなる。



私も、ひとりで施術をするよりも、
優秀な人と組んで仕事の幅を広げ、
より多くの方のお役に立てればと。


そのような夢みたいなことをイメージしながら話を聞かせていただきました。




お話をしていただいた方自身が、
その企業の精鋭として選抜されて残っておられる方です。
身を持って、その虎の穴的な会社にて活躍の場を得られ、
現在は退職なさっても、
今もその当時の業種で活躍の場を得ておられます。



そのようなお話をお伺いして、
なぜ、この方の舞台上でのオーラが半端ではないのか、
理由の一端がわかりました。


勉強になりました。 ^-^)