自分の身体は食べたものによりつくられています。
それゆえに、いただくものを真剣吟味をする構えをもつことで、
効く食べものにもなりますし、食べ方や作り方により薬膳になります。
私には、ご縁を感じたものを深く掘り下げて調べ続けることで、
それを実用にまで取り入れていけるよう磨きをかけたい。
直感的にときめいたものかどうかが、ご縁の正体です。
ボディワークもそのひとつですが、
別なもののひとつとしてゴツコラ(和名:ツボクサ)というハーブがあります。
ゴツコラはさまざまな有益な成分が含まれています。
脳細胞の神経細胞を活性化させるとか、
高負荷のストレスを低減させるとか、
皮膚をきれいに再生するとか、
コラーゲン生成に画期的な効能を及ぼすとか。
他にもあげてみれば、きりがないほど。
個人的には、様々ある成果をすべて調べたいわけではなく、
一部の特定有効活用できる部分に着眼していきたいと考えています。
いまは、その特定部分について明言することは差し控えますが、
一点突破できるだけの力をもってゴツコラが迎えられるかどうか。
そのような試金石のようなものと考えています。。
ゴツコラというハーブは、研究対象として重視されているため、
古代インドのアーユルヴェーダ医が重要視してきたという経験医学的な推薦以外にも、
有効性を実験し立証するような科学的論文も多数見受けられるというハーブの中でも、
めずらしい位置に立つハーブです。
そんな薬効成分の高さを語られると同時に、
ミャンマー、タイなど東南アジアなどでは、安価で取り入れやすい安全性の高い葉物野菜という食材です。
ということで【長寿のハーブ<ゴツコラ>】の<食し方>を探っています。
●【鍋もの】に入れれば、ゴツコラの存在は気にならなくなり、見つけ出せない。
●【オートミール】に、水にお塩を加えて加熱したあとに、ゴツコラをいれると。
少しシャキッと歯触りがあっていい感じに。
●たいがいの【スープ】に入れても問題なく、おいしくいただけます。
●【ジェノベーゼ + パスタ】のジェノベーゼソースに混ぜても、おいしくいただけます。
etc。。。
ゴツコラを栽培して増やすまでは、
ゴツコラをいただく機会が限られて数枚ずつ生でいただくことでしかできませんでした。
せり科独特の三つ葉のような味がするものを多めにとるのは、味的に問題がないだろうか?
そのような懸念は、すぐ払拭することができました。
結論として。
ゴツコラは、脇役の食材として邪魔にならずに、おいしくいただけます。
ゴツコラを工夫した食べ方、作り方によって、
薬効評価も変わるようです。
薬膳の見方で、他の食材の陰陽バランスや主要成分などとのかけ合わせに気遣うかどうかが、
ゴツコラの評価をサプリメントでとれば十分とされるにとどめられるか、
ゴツコラの評価を薬膳上で活躍できる有益な役割をもつ食材となるか。
二手に分かれてくるものだと思います。
ただゴツコラ栽培をする知人は、
「『ゴツコラだからおいしい!』と感動するようなメニューがないか?」を探ってくれている模様です。
そのような知人が、ガパオライスにゴツコラを入れるという試みをしております。
ガパオペーストをカルディで買ってきて、
ガパオライスをつくり、そのなかにゴツコラをいれるのです。
もちろん、おいしくいただけます。
ガパオペーストに入っているハーブは【ホーリーバジル】。
私が持っているメディカルハーブの本には副腎が疲れて体調悪化を起こしたときにお勧めのハーブと紹介されています。
実際は、ホーリーバジルといっても、数種の別があるため、どの種のホーリーバジルが最適なのかは書かれていなかったのですが、
検査も経て【副腎疲労症候群】だとお医者様に診断していただいたが、
なかなかそれに対しての治療が進まなくて困っているという方をみかけます。
そのような方々に、ぜひともといえるだけの日本人に対して試した実効性を語る資料がないものの、
ホーリーバジルに含まれる薬効成分は構造的に分析されており、
そのなかのひとつに【副腎疲労症候群】にもよさそうなものが含まれていることはわかります。
ホーリーバジルはアダプトゲンハーブの一種で、抗酸化作用も高く、
アーユルヴェーダを学ぶとよくもちいられる薬効の高いハーブのひとつです。
ゴツコラも、アーユルヴェーダでは貴重なものとして重視されています。
ハーブティとしてホーリーバジル(トゥルシー)とゴツコラをあわせていただくという取り方はよくもちいられ、
リラックス効果等たかい組み合わせとして知られています。
それに認知機能をあげるときにもこの組み合わせをよくもちいます。
ガパオライスとしてホーリーバジルとゴツコラを、うまくあわせていただく取り合わせをすること。
実際にトライしてみたときの写真は、、、取り忘れてまして、ご紹介できません。 ^-^;
観た感じ、まったくふつうのガパオライスです。
ですが双方の高い抗酸化作用と抗ストレス作用を協力させたものを食べて、
じぶんの身体をいま、つくっている。
これは基礎知識があればプラシーボ効果も狙える ^-^;
効率がいい自分自身のカラダづくりになるでしょう。
そのような実感を持てるものです。
ただ欲をいえば、
鮮度の高いゴツコラを調理するのですから、
ホーリーバジルも同様に鮮度の高いものをつかいたい。
新大久保のタイ食材店としてメジャーなアジアンスーパーに行って、
生の鮮度の高いホーリーバジルを手に入れることができればカラダの芯でくすぶる病を追い出すには、
薬効上も最強でしょう。
そういうのも、試してみたいですね。
余談ですが、
テレビの楽天のコマーシャルだったと思いますが、
お部屋で楽しめるポータブルサウナの写真がでてました。
以前、私が母の介護疲れが元で体調を崩した数年前、
復調するためにこのようなサウナがとても役立ちました。
もしこれがなかったらと考えると、ぞっとします。
体調悪化の一時は、沈脈かつ脈が跳び、舌診や腹診でも深刻な危険を訴えていたのです。
いまも当時の舌を診るために写真を撮ったものが残っています。
地図状舌の深刻さも根深いものが伝わってきます。
それに悲痛な表情も。。。
つらさが先立つと生きてる感じがなかったものでしたが、
凝り性な私は、つぶれかけた自分のカラダという存在を
薄暗い部屋からどうにか息がつける外に出してあげたい。
そのようにするにはどのような方法があるのか?
知りたいと思いました。
ただこのサウナを使ってのみ回復できたわけではなく、
その前から私はアダプトゲンハーブや薬効あるハーブについて調べだし、
主要な40点ほどのハーブを入手していたのです。
それらを有効活用しながら復調を図ったのです。
自分のカラダの不調には、病院にいってもダメなものだとわかっていましたので。
かなりシビアな駆け引きをハーブ摂取に賭けていました。
ただそのときに入手していたゴツコラは、マダガスカル産の乾燥ハーブ。
目立った薬効をそこでは感じ取ることはできませんでした。
それよりもはるかにシャタバリというハーブのほうに、なにかを感じました。
体調悪化は、容易には収まらず沈脈かつ脈が跳び、舌診や腹診でも深刻な危険は続きます。
ですがどうにかこうにかゴツコラの生のものを手に入れられてから、
ポータブルサウナに入る。
ゴツコラの心臓を鼓舞する力が効くのでしょう。
そのようにすると、カラダの内側の毒素のたまりのようなものが排泄され、
徐々に改善し、回復していくことを感じ取ることがありました。
ただゴツコラの生のものが貴重過ぎるほど貴重だったから、
ぞんぶんにそれを活用することができませんでしたもので。
ポータブルサウナに入るだけでは当時の自分の芯に沈んで定着した病の排毒には甘いと実感していました。
それは体調の記録推移をみればわかります。
それからもひとり、なにかいい手はないかと持ち手のなかで探りました。
数週間かけて研究実験し、
カッピング(吸い玉)をしつつサウナに入ると、
皮下の代謝が数倍以上跳ね上がることを見つけ出しました。
それをベースにして貴重なゴツコラを生食でいただくことで、
だいぶんうまいこといくようになっていったのです。
こちらが、当時の私にはよく効きました!!
そうやって自分なりの自由な発想のうえ、
カラダの状態を復調させることができた。
ゴツコラに助けられたことがあります。
ただその当時はあまり食材としてはゴツコラをとらえていくほど、
手持ちのゴツコラを用意できなかったので料理への利用は考えていませんでした。
2015年に見た「ランチのあっこちゃん」というドラマに名言がありました。
ランチのアッコちゃん Lunch no Akko chan 2015 Ep1 日本ドラマ
「生き方を変えたいなら。
まず、食べものを変えなさい」
この言葉通り、食べものをどう変えるかで、
自分のカラダつくりを支えることもできるはずです。
私がまだ知らない、これからの楽しみながらのカラダの養い方。
探っていこうと思います。