うむねを左右差のバランスを見計らって解くのは、なかなか難しいものですから

先日、私のブログにて。

2021年02月19日
筋膜の癒着をリリースするときは、末梢神経も視野に入れて
http://bodywise-note.seesaa.net/article/480107551.html


ゼロプロマッサーを使って、私のカラダのねじれを産む関節部の詰まりをリリースする実験を数日にわたりしてみました。
おおむねリリースした部位の左腕と胸の詰まりや左鼠径部周囲の詰まりなど、戻りは、私が当初推測していたほどのことはなかった。

現状でもしっかりリリースされたときに筋膜状態が続いており、
ゼロプロマッサーを使ってのリリース成果の持続性はある模様。


ですが、ひとつ、盲点がありました。

数日間、左側の腕と胸の前側付け根や左側鼠径部は柔らかさが、
カラダのその患部の深部に埋まる部位までリリースしているので、
解かれた状態が続いている。


そこはよかったのだが、左側詰まりを大きく解くとその周囲の問題の減少はどうかを調べたかったので。
片側を解くことで、そちらのリリース個所に血液の流れを多量に配分させていくことができますから、
そうして患部の際立った状態変化の様子をみるときにはときどきアンバランス化が懸念されても、
自分自身への自己責任でおこなうことがあります。
その目的は、おおむね調べることができました。

※ お客様のこのような部位の詰まりを解くときは、かならず左右差のバランスを調整するように手をかけています。
  なので、今回の私が被っている状態に陥ることはございません。
  ご安心ください。 m__m



左側の肋骨や腸骨の戻り具合を見ようと考えて左側ののみをリリースという極端なことをしたつけが回ってきました。
右側の腕と胸の付け根や右側鼠径部が、左側が深くしっかりリリースできた分、左と比して硬さがあるという状況へ。

それにより左右差のバランスが乱れており、そちらを調整する必要がでてきました。


遠赤外線サウナのスマーティに2時間ほど入ると、
ほぼ正確に、右側と左側の問題の詰まりの個所の軽重が見えてきます。

そこでスマーティに入ってみると右側の腕と胸の付け根や鼠径部の詰まりが目立つ状態が見受けられました。
それは当然そうなるだろうという予測はしていたものの。。。
そうなったとき、どのような状態が起こるか?
それは体験してみないとわからない。



これから右側の腕と胸の付け根と鼠径部をゼロプロマッサーを使ってリリースしようと思います。

ちなみに野口体操の野口三千三先生は、腕と胸の付け根の個所を「うむね」と短した名を付けていました。
うまく右腕のうむねが解き切れて左右バランスが良くなれば、
それで調整がうまくいけば右手や右脚部の代謝の阻害が減少するはずです。

「うむね」のバランスは、肋骨の形状変位の状態が大胸筋や小胸筋の硬化にごまかされて読み取りづらいものです。
リリースのためにうむね部分を、うまく温熱器をゼロプロマッサーを使う前に当てて均しておくことが必要でしょう。


私の知り合いの方は、黄土のホットパックで肩当たりを温熱効果で緩めてからベン石のリリースツールで圧をかけて緩めていると報告してくれました。

そのような温熱療法と圧法がうまく組み合わされたとき、
リリースの痛み等の不快さも減少するかなくなってきて、
同時に深く緩めることもできるようになります。

なので私もゼロプロマッサーを使って圧をかける前に、
ベン石温熱器を使って温熱解放をしていこうと考えています。

丸型か角型のベン石温熱器のどちらを使ってみたほうが、熱の通りがいいか。
そちらも詳細に調べておこうと思います。

やはり自分が被験者となるときは、学びが多いですね。

 

 

 


これはこれで、ありがたいことと思っております。