身体が凝ると生体電流が滞ってしまう! そこを、食材選びで改善させるには?

このブログをお読みいただきたい方:

■ 体の凝りをたべもので減らしたい方

■ 中医学でいう気の滞りを感じている方




私の栄養学的な知恵をいただいている方から、「ゲルマニウム」についてお話を聞きました。
Eさん、ありがとうございます!

半導体として知られるゲルマニウム:<元素記号 Ge><第14族 炭素族亜金属(半金属)>。
金や銀などと同等のレアメタルとして希少性物質として市場取引がされています。


ゲルマニウムが体内でどのような働きをしてくれるのか?
話を端折って説明させていただきます。


半導体が使われている電気機器に電流を流しますと、
条件によって電気を通したり・通さなかったりするわけです。
ゲルマニウム半導体としてつかえば、
温度が32度以上に上がれば電気を通します。

温まることでマイナス電子が放出されます。


人体内部も生体電流という微弱な電流があって成り立ち、
+)と(-)のバランスがつりあって機能しています。


生体電流が正常であれば健康上、合格点といえるでしょう。

ただ筋硬化や筋やその他の組織の変異による凝りでは、
生体電流のバランスがつりあえず微弱電流が乱れてきます。


それはざっくり例えていえば電気機器のドライヤーがあっても電線が途中で断線た感じ。
電気が流れないからドライヤーが温風をふきだしてくれない。
それじゃ、髪もかわかないでしょう。。。
困った~。


中医学で言えば、微弱電流の電気も{気}の分類となります。
{気}とは機能や働きをつかさどる役割を持つ存在で<陰陽>でわければ<陽>とされ、
{血・津液}は物質で<陰陽>でわければ<陰>です。

つまり生体電流が流れが乱れた部位があれば、
{気}の滞りが起こるため、気血一致という{血}という物質を運びたくても運べなくなります。


そんな気の流れの乱れ(気の滞る症状)を復調させたい!

それには有効な漢方薬の生薬として朝鮮人参」や「サルノコシカケ」などが有効です。
これらの生薬にはゲルマニウムが含まれていて、生体電流の正常化に貢献しているようです。

他にゲルマニウムが含まれる食材としてあげれば、クコの実・にんにく・アロエなど。
朝鮮人参と比べれば手に入れやすい食材もありますね。


効果的に体内の生体電流を改善させて気の滞るコリを軽減させたいなら、
乾燥したクコの実スライスされたニンニクなどを効率よくいただくことも勧められるのかもしれません。


特ににんにく。
ゲルマニウムの含有量が私が想像した以上の多さで驚きました!!

他の高価な漢方生薬に負けるとも劣りません。
もともとニンニクも生薬のひとつではありますが、
気軽にスーパーマーケットや八百屋で手に入る食材の中では断トツの買いやすさ。¥
いいですね!


ただ個人的な不運があります。
乾燥したスライスニンニクを買ってみたものの、
ひとかけら、料理に砕いて混ぜても胃にどーんと来る。
調子の悪いときは特にずどーんと来ることもあります。
私の場合は食材としてニンニクがかなり苦手なのです。


ゲルマニウムの含有量としてはだいぶ不利となりますが、
クコの実をこちあるごとに少量ずついれてゲルマニウムを体内に含めていければと考えています。

いままでクコの実をゲルマニウムが含んでるから気が流れるんだという視点で見たことがなかったので、新鮮な気づきと驚きです。




ゲルマニウムには、工場製品に使われる無機ゲルマニウムと食材に含まれる有機ゲルマニウムがあります。
無機ゲルマニウムは食用には不向きです。

生薬とゲルマニウムに関係する成分表などをネットで調べていただければでてくると思いますが、
気の通りを正常化させるといわれる生薬にはほぼゲルマニウムが多く含まれており、
その表からもゲルマニウムがなんらかの生体電流を正常に機能させるための一役を担っていると容易に推測がつくでしょう。


ですからにんにくもしかり、ほかの気の滞りを改善させる生薬を有効性高いものとして育てたいならば、
ゲルマニウムが比較的多く含まれている土}を用いるようにするといいでしょう。



食材となる根を張る土中に微量に含まれるゲルマニウム
その土にすでに多くのゲルマニウムを吸収して育った太さのある木の株や大枝
それはたとえば菌床となるシイタケ栽培をした後の木の廃棄する木のこりなど。
内側部に長年かけて草木など植物がかき集めた微量なゲルマニウムが溜まっているものを目ざとく見つてください。
私もいずれ趣味で立派な生薬を生産したいと思っているので、
ゲルマニウムを含む土づくりという視点がもらえたのは大きな発見でした。

ということは、、、。
ゲルマニウムが含まれてなさそうな土や液肥をつかって家庭菜園で育てた農作物をいただいても、
ほぼほぼゲルマニウムが摂取できないので注意が必要です。



最後に
ゲルマニウムを摂取して生体電流を正そうという場合の注意点。


凝りも急性で内部への侵攻も弱いときには、
ゲルマニウムの出番はありませんよね。

ただ生体電流の滞りが量的に多大であれば、
その生体電流の流れを正常化するには比例してゲルマニウム量を多く必要とするようです。


そういったとき。
漢方の処方で、朝鮮人参のようなゲルマニウムの量を多く含む生薬を含む漢方薬が、
長期間にわたり摂取するような必要もでてきます。
(※ 朝鮮人参のような薬効が強い生薬は用い方に専門的知識が不可欠ですから、漢方薬局等で相談する必要があるでしょう)
またはゲルマニウム関係のサプリメントなどは厳選して取り入れることが有効かもしれません。

ただ有機ゲルマニウムゲルマニウム同様に希少金属です。
かなり費用が掛かります。

中医学でも、漢方の方剤を用いることと同様に重視している推拿という気血の流れを促す手技も組み合わせて治療を進めます。
ケースバイケースですが、ゲルマニウムのみよりも適切な手技療法を効果的にもちいれば相乗させて成果が見込めると思います。