書籍紹介:『体メンテ』くう、ねる、うごく!(漫画で解剖学的な解説がしてあってエクササイズの紹介をしてくれてるわかりやす~い本ですよ)

最近、私ごとでは骨盤周囲の筋群をきっちり解いて仙腸関節を緩め、
骨盤の状態を理想化させるという取り組みをしております。
そんな骨盤って、やっぱり胴体の基底部。
お尻がととのうことが縦に脊椎骨をバランスよく積んで立てるには必須だよね。
そのようなことを痛感してます。

骨盤部を構成する梨状筋や中臀筋などの外旋六筋と呼ばれる股関節を構成する筋群の下に、
仙腸関節を形成する靭帯群があります。
実際のところ股関節を形成する外旋六筋の問題よりもその下に位置する
網目のように仙骨と腸骨をつなぐ靭帯が異常な位置で骨化していることが
骨盤の状態を変異させることに影響を大きくしているものです。
そのことが徐々にそうした部位へまでリリースができてきて見えてきました。
先日、同業者の整体の先生とお話したのは、
こうした仙骨と腸骨を結ぶ靭帯が骨化が進んだものの上にある梨状筋や中殿筋は
まるでひもののように水分が失せて細々と変わり、
これがこのままである以上は脊椎を正常に立たせるのは物理的に不可能だと。
すると、ここから脊椎の側弯や前後弯を見つめれば全体像がすっきりわかり、
前後左右の骨格上の均整を整える根幹になるんだと実感し、
それが確証になってきています。

梨状筋など重要な股関節をはめる筋がひもののようであるという表現はきついが、
実際のところ、現状の私自身が未だに腎虚があるわけは、左側の梨状筋などの
外旋六筋やその下の仙骨と腸骨を結ぶ靭帯が骨化してるからなんだろうと理解。。。
施術でお客様を解き改善するに現実に沿った状態があからさまになるにつれて、
お客様のこの部位のリリース法は着々とスキルアップしてノウハウが積めても、
自己療法でここを治めるやり方が見つからないというジレンマに陥っていて。

私自身の左臀部奥の靭帯や外旋六筋がきっちり整えられるとき、
もっと均整がとれた美しさをえた座禅の姿勢もとれるだろう。
施術をするものとして、それ自体が独自の技術に昇華していくはずです。
同時にセルフでココを安全かつ効率的に改善できるノウハウができれば、
多くの方々にもよろこばれることになるだろう。
そこが確立できれば役立ちたいと行動を起こしたい!
そうイメージして研究中なんです。

ちょっとセルフワークとして骨盤裏のひもの化した筋や靭帯との
ただいま格闘中という内容は横においておいて、^^!;

とりあえずお客様にはそうした骨盤裏部位のリリースは私どもにお任せいただくといたしまして、
その部位のリリースを受けて頂いた後などでは、
お客様自身が変化改善した骨盤をどのように良い状態を保つようやり続けるといいこととは。
そのような考えで、簡単なエクササイズを紹介させていただくことがあります。

そのときの私がたまたま紹介させていただいたエクササイズが、
まんま、以下の本の

(『体メンテ』くう、ねる、うごく!)で、
漫画をたのしみながら、紹介項目も厳選され優れており、
わかりやすいし親しみやすさ。
私が見てもとっつきやすい上に
冒頭の章から【下半身ストレッチ 尻 ☓股関節ほぐし】が紹介されていたんですね。


肩こり、腰痛、冷え、メタボ、不眠をリセット!



本書では股関節の筋や骨の構造や、股関節をいれるためのエクササイズが紹介されています。

たまたま私どものお客様が教えてくれた5分間ヨガでしていたものと共通部分があって、
「あっ、これヨガエクササイズの動画を見ると同時に、
この本の股関節周りの解剖的解説をみるとめちゃくちゃわかりやすいんじゃないの!?」
そんなことを感じました。

あと【骨盤 尻ムーブ】というエクササイズが紹介されており、
「あっ、これ私も新規のお客様に、
足の動作を改善するきっかけとして骨盤の腸骨を動かして歩こうねというのと同じじゃないの!」
といこと。


なーんだ、この本の冒頭の章を読んだお客様がいたら、
「鈴木さん、それって『体メンテ』の本で紹介されているまんま!」
と、容赦ないツッコミをいただけそうだと焦りました。==


本書で紹介されている他のタオルギャザー等エクササイズは、
私もずいしょ必要そうなお客様にお伝えしていることもありまして。


効率のいいエクササイズや食事習慣を採用したい方がおられましたら、
できましたら図書館で借りていただくなり、書店で手にしてみるなり、
一度、本書をご覧いただければなとオススメいたします。


ちなみに私は本書を図書館から借りて、
目を通しているところですが、
お客様に尻ムーブ等のエクササイズをしてほしくて解説する際に、
本書をちらっと見ていただけば概要がさっと伝わるんじゃないかと。
購入しようかどうしようかと、、、検討中です。^^