胆嚢と心臓の連携って?

心臓は血液循環の要。
心筋により血液を送り出すポンプが付いています。
胆嚢は胆汁をためていますが、
心筋のようなポンプはあてがわれてません。

実は、、、
心臓のポンプが膨らみ縮む動きに合わせて、
胆嚢も拡張収縮して胆汁を排出しています。

なので心臓の作動に問題ありだなというと、
胆嚢を調べて問題あれば胆嚢を活性させる。
それで心臓の動きが正されることがあります。
これは実際、私も臨床で経験しております。


このように無関係な臓器に見えても、
実際は深く連携がなされているケースがあります。
連携する臓器を知ればどこへアプローチすべきか、
選択枝を漏らさず広げてたうえで適切なものを選ぶことができます。
そうした考えで人体を観ていけば、
改善の幅を広げることができます。

 

このような知識は、
中医学)を勉強するうえで得られたものです。
私が勉強していた生理学の本も、いちおうは専門性の高いものでしたが、
書籍の選び方が悪かったためかこのような知識が書き込まれてはいませんでした。
いまさらながらに、
人体の仕組みは巧妙だなと思うばかりです。