ペインフリーについて★

一時的な痛みの解放は比較的簡単なケースが多いです。
例えば骨盤の調整をして仙腸関節を調整します。その仙腸関節の調整により同時に身体全体の関節に関係がある重要な関節が仙腸関節ですからこの関節の可動域が上がれば全身の関節がゆるみだし同時に筋肉の硬化も改善されていきます。そしてペインフリーの痛みのない状態を作り出すことが容易です。そしてそれでもちょっと効果が薄いという方の場合には頚椎の調整を次に行います。頚椎は自律神経系の脳と脊髄との関わり深いところです。自律神経系のダメージがある方の場合、頚椎の調整や同時に後頭骨の調整をしていくことにより、自然にからだがぴくぴくと痙攣していき自動解放されていることを観察される方が多いでしょう。
おそらくここらのテクニックについては通常のボディワークをされている方よりも、整体術の方やカイロプラクティックを学ばれた方などの法が得意な分野かもしれませんね。
これらの調整により身体の主に表層筋が軟らかくなります。それにより関節が曲がらないことにより起こる牽引痛などは驚くほど簡単に軽減することも多いのです。
しかしこれだけでは症状の重いクライアントの場合は本当の一時的な痛みの減少した状態を体験できるという意味合いでしかないようです。
それでは僕は納得できません。
結局のところこの一般の施術院などでおこなわれているメインまたはサブメインの仙腸関節の調整などは単なる身体を軟らかくするための完全な下拵え程度と考えており、結局はより本質的に持続的に身体を効率よく改善できる筋膜解放テクニックがメインでより重要視しております。