内臓は筋肉でできている!★-4

また最後に、内臓のマッサージなのですが通常は痛みを伴うような強さで押すことは絶対に避けてください。内臓の筋膜が部分的にはがれてしまうことは、その内臓膜が一時的にはがれて便秘等改善されることもあるかもしれません。しかしながら腰や腹などの周囲の筋肉群が硬化しすぎているときには、その軟らかくなった内臓の筋膜がより大きく堅い腹筋や腰筋に引っ張られて調子が悪くなるときがあります。それに内臓疾患がどのようなものがあるかが全く理解されておらずむやみに押してしまうと内臓に炎症が起こっているときなどそれをより悪化させてしまいます。ですのでもしマッサージを腹部に行いたいのでしたら、「多少痛ぎもちいい程度」という感じを守ってください。それ以上は絶対におこなわないようにしましょう。かなしいかな少し触るだけでもかなりの痛みがきてしまっている方もおられますのでその場合にはマッサージの専門書をみてみるか、専門家にお問い合わせをしてみましょう。・・・きっと専門家へのお問い合わせですと「観てみなきゃわかんない」といわれてしまうんですが。
ちなみに内臓付近のことについての注意書きをちょっと思い付くままに書いてみます。みぞおちが硬くなりすぎているとそのすぐしたの太陽神経叢が働きが悪くなったり、神経同士や神経と血管などとのもつれなどがでやすくなります。肋骨右下の大腸:横行結腸から下降結腸へつながるカーブの部位が一番排泄物が押し出されにくくなっております。その部位を特に丁寧にマッサージするとよいようです。骨盤内側には大腰筋や外腹斜筋などの筋肉群がありますがそれらが硬くなりすぎますと肋骨と骨盤の間が縮まってきてしまってウエストのくびれがなくなります。またソケイ部にしこりができやすくそのしこりが大きくなると脚部への血流が悪くなるだけではなく、小腸や大腸などの緊張を大きくして働きを制限させるそうです。・・・もちろんこれだけじゃありません。。。意外に多くの情報が詰まっているもんだなぁって感じ取って頂けましたら幸いです。