友達の悩みごと。時間制限・・・

整体院に雇われている知り合いの目標。
●30分〜50分の施術時間にクライアントへのケアができるように工夫する

だそうです。どうしても50分前後でできることといえば通常のマッサージでは、主訴(ここが痛い!というようなクライアントからの訴えられる箇所)をケアするに終始しがちにならざる終えないという。その施術をされている方の考え方や用いるテクニックによって開きはでるのですが、継続的にそのクライアントが通って頂けるという保証が無い限りには、主訴のケアが最優先されます。
しかしその主訴のケアも、もし慢性の腰痛などになられている場合には、一時しのぎになるかどうかというのは経験的に施術をしている者は知っています。
そしてどうしても施術をする際に、時間の制限を先に計算していって、そのなかで何ができるかという問題が優先されてしまうのです。経営をしていくためにはそれは必須ですから、それは当然のことなのです。

その点私の場合には、雇われていて50分以内に終了しなければならないという制限を設けませんでした。私の場合、50分以内という時間内におこなうワークでは自分の納得することができなかったからです。

とにかくどうすればボディワーカー職人として、他の人にはできないような特異なスキルを身につけることができるのかを研究してきました。
それにより自分にかかる責任や肉体的な疲労や経済的な苦労もかなり多大なものとなりました。でも徹底して「いまワークの中で自分は何をしなければならないのか」を突き詰めて対応してきました。そこには僕自身の創意工夫がなされたものが現れてきています。長時間、一人のクライアントと向き合うことにより、今後どのような方向へ進行していくべきなのだろうかというアイデアが浮かんできます。特にそれはアフターフォローでワークを受けにきて頂いたクライアントのワークをするときに顕著にでます。
自分なりに体全体にまで深く突っ込んだところまでワークをしていくことで自分のワークスキルを成長させようと、賭けてみました。それが他の施術をされている方々がおこなわないことをしてきた理由です。

勇気を持って自分でボディワイズをはじめたことは、正解だったと思います。
まだまだ勉強していきたいジャンルが多くあり、同時に自分の未熟さも理解した上で、そう思える今日この頃でした。