頭蓋仙骨治療について---2

頭蓋仙骨治療といっても、いくつかの流派がある。

オステオパシー系の頭蓋仙骨治療(=クラニオサクラルテラピー)。
カイロプラクティック系のキネシオロジー(=AK)の頭蓋骨調整法と仙骨調整法。

前者のオステオパシー系は、ソフトな持続圧をかけるアプローチ。
5グラムとは、1円玉5枚。非常に軽い圧だ。
10ステップアプローチの信頼できる定型スタイルがある。
一度だけ受ければそれでよいというテクニックではない。(場合が多い)
事故リスクは大変少ない。

後者はキネシオロジー系。
この場合は圧のかけ方は前者よりも強くなる。
インジケーター筋をテストする。筋の硬化した部分を解放ができたかどうか判断するためにチェックする筋だ。
硬化した筋肉のトヌース(=緊張)を下げるとインジケーター筋が緩む。
調整は場所によるが2〜4Kgの圧をかけ調整するときもある。
蝶形骨付近などは鋤骨がある。ダメージを受けたら取り返しのつかない部位だ。
だが比較的調整される量は大きく、一回の施術で劇的な変化を感じ取れるときもある。

どちらを選択すべきかは、両派を見比べてみたり、ワーカーを見比べてみる必要がある。