母の歯痛の原因(牽引痛を見つけてケア)

つい1時間前の話。

母が歯痛(正確に言うと歯茎の痛み)に襲われ、
ものも食べられない状況。
薬局に行き痛み止めを購入し、服用して寝ておりました。

そのようなこととは知らず、会った瞬間「どうしたの!?」と驚きました。

歯医者ではないのでどうにも手が出せないものとは思いましたが、
思い当たるところをチェックしました。
首の前側にある右側胸鎖乳突筋が硬化し過ぎて起こったものでした。
胸鎖乳突筋が硬化して縮む事で、
もともと弱かった歯茎周辺の筋肉がことさら炎症を持った模様。
ある種の飛び火した牽引痛です。

これが解れば話は単純。
右手が使い過ぎ。思った通り手と肩がガチガチです。
まず右手のこりを、胸鎖関節から大胸筋から始まり、手首まで解きます。
AKAやカウンターストレインで深くまでリリース。
そして首の周りのしこりをカウンターストレインで。
ほぼ歯茎の痛みは和らぎ不快感はなくなったとの事。
仰向けで頭を軽く持ち上げられ3分程微調整を加えながらのリリース中、
幸いにも寝てしまいました。
時間は40分かかりました。

母は入れ歯なもので、歯茎に不快な当たりがあるそうです。
やはりウィークポイントは、何らかの拍子で痛みだします。
よほどそのことを注意せねばなりません。

このたびの痛みは、私が解き方を知っていて幸運でした。
母に「痛み止め薬を飲み少し落ち着いたから大丈夫だよ」と言われても心配は消えません。