『スローピング』はウォーキングより効果が高い

スロープとは、傾斜のある坂道や階段のこと。
そしてスローピングとは。
傾斜地を上り下りすることで、
効果的な健康増進効果を狙った運動。

短時間で効果的な運動を行うことができる。
ウォーキングより2〜3倍の効果だそうだ。

ジョギングは、運動強度はウォーキングよりも高く効果的。
だがスポーツをしている方がジョギング中に
心筋梗塞で死亡する方が多かった。
効果は高いが素人には勧められないことが多い。
[※専門的に学びリスクファクターを除外する知恵があれば話は別です]

スローピングは、適度な運動強度を短時間に得られる。
ジョギングほどのリスクもない、
そしてウォーキングよりも短期間で効果が実感できるということだ。
傾斜を登るときと降りるときは、
異なる筋肉を使うことになる。
登るときには降りるときの筋肉は休められ、
降りるときには登るときの筋肉を休められる。
このインターバルがあるから効果的な筋肉を休めることができる。

そしてウォーキングでは、
専門的に歩き方を研究実践するものしか、
大腰筋を効率的に使った歩き方はできない。
だがスローピングでは、そのような知識がなくても大腰筋を使う。
大腰筋がしっかりしているかどうかは、
背筋の伸び具合に関係し、
ダイエット効果や若々しく見えるかどうかにかかわる。

スローピングは前向きに上り下りするだけではない。
後ろ向きに坂を上り下りするという発想もユニーク。
この発想は短期間で大きな効果を引き出すヒミツが入っています。

下記の書籍は初級レベルからステップアップする分かりやすいスローピングの本です。
新書版の本で野外で携帯しながら実践していただくといいでしょう。

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書名:“スローピング”完全入門―ウォーキングより3倍効果的!
出版:宝島社
著者:奈良岡 治成
価格:756(税込)

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読売オンラインの中のスローピング
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kaigogaku/ka341301.htm

「坂道を上り下りするのはいやだなぁ・・・」という気持ちを、
「短時間で効率的な運動性かを発揮させるよいチャンスだ」
発想の転換をする。
坂や階段が多いところに住んでいる方は、
スローピングをするチャンスが多いところに住んでいるということ。
そう考えてみると、ちょっとだけ気が楽になるでしょう。

ウォーキングコースにスロープの多い場所を選んでみるのもいいでしょう。