昭和初期の子供たちの写真

昭和初期の子供たちの体操をしているときの写真。
上半身裸で逆立ちをしている男の子。
がっしりとしたいいからだをしている。
またはしなやかで伸びがある。
バランス力抜群によさそう。
その横で指導をしているふんどしを締めている若者も、
無駄な大腿筋をつけている様子ではなく立派な体です。

現在70代〜80代の方々の写真です。

戦時下や戦後、
食糧事情は大変悪かったと聞きます。
母の実家は大きな農家でしたので、
それなりに大丈夫でしたが、
父の実家では稼ぎ手がほとんど皆戦死し、
大変だったそうです。

ですが子供時分に、
十分体を鍛えていた。
自然に体を鍛えることができる、
そういう環境に身を置いていた。
昭和初期の子供たちの目はとても強い。
表情がいい。

そんな印象が残りました。

そんな子供時代を送り、
今のお年寄りたちは元気。
子供のときに培った一生の財産。

今の子供たちの写真を見るよりも、
昔の子供たちの写真に尊い息遣いを感じる。
それだけライフスタイルが変わったのでしょう。