TFT療法とは

TFT(=Thought Field Therapy)をご存知でしょうか。

心理的なトラウマや不安定な状態を取り除くためのアプローチ方法のひとつ。
過去に起こったトラウマになるようなシーンを思い出す。
悲しみや不安、恐怖、動揺など心痛があったときのことを思い出す。
すると体のなかにその感情に関連した化学物質が体内に分泌される。
それにより不快感を感じることもある。

そのときの思いや記憶にチューニングをあわせて、
その過去に起こり現在も無意識の中で支配している気がかりを知る。
その辛い事実は事実は書き換えることはできない。
だがTFTにより感情面の苦痛は緩和されるそうだ。
その感情面の心を混乱させ続けていて、
辛い反応を起こし続けているものも感情面の苦痛が緩和されることで癒される。
そういう仕組みだそうだ。

書籍には『実践編』として、
具体的なテクニックが紹介されている。
興味がある方はそれを参考にしてほしい。
やり方は簡単。

問題箇所を探り、
それからタッピングを体の特定箇所に施したりハミングしたりすればいい。
たとえば著者はラジオ生出演中、
恐怖症を感じる方を募り5分程度のTFTを実際に施した。
その結果の赤血球連銭状態を調べる。
※赤血球連銭状態とはストレス等により隣り合う赤血球同士が癒着をし連銭する常態を調べるもの。
赤血球連銭状態を調べた結果、
身体変化が10分くらいのTFT治療でかなり改善しているようだ。
大変興味深い。

実践編をやってみてわかるように、
やってみて効果がわかるものと解りづらいものがいる。
でもやってみて損はない。

詳細は下記書籍に譲りたいと思います。

TFT<思考場>療法入門』
出版:春秋社
著者:ロジャー・J・キャラハン

関心がある方は図書館で借りて、
トライしてみよう!