太極拳のビデオ鑑賞をして

荏原図書館から太極拳のビデオを数本借りてきました。

お正月には家で一人の時間があるので、
観てみたいと考えていた。
昔、太極拳を少しだけかじったことがある。

そのときの経験を懐かしめるようなことがあって、
観てみたくなったのだ。

借りてきたのは、
8式太極拳や24式太極拳や48式太極拳および推手のビデオ。
おまけに本も借りてきたが、
本を見てもなんだか解りづらいものだ。
昔のやっていた記憶をたどることができない。
ではビデオを見てみよう。
そして観てみた。
ものすごく新鮮に感じた。^^1

ほとんどの型の名前も忘却していた。

だが観ていて気づいたことがある。
動きの基礎を説明しているときに、
ワーク中に私がお客様に説明しているものと同様の内容である、
と思い当たる説明があり驚いた。

『これは太極拳で説明されていたことなの?』

自分ひとりで思いついたように思えていた体の使い方の注意点が、
ビデオの中で当然のように語られている。
そういう場面を幾つか見つけた。

今までの自分が
太極拳の懐のなかで右往左往してもがいていたようだ。

ビデオで語られている説明のほとんどが既知のものだ。
だが中国語で意味づけされている言葉を聞くと、
新鮮に聞こえてくる。
たとえば体の中心軸が偏りがあることを表すことを一文字で『偏』という。
漢字一文字でもすぅ〜っと意味内容が伝わってくるものだ。
実にシンプルな表現だ。

太極拳に興味がない方でも、
太極拳ビデオを何度か繰り返し観ると体の使い方を理解する参考となる。
それにボディワイズで説明されている体の使い方の基礎がわかるだろう。

このたびビデオを観てそう感じました。

私もこのたびビデオを観て本当によかった。
ビデオを観るだけで満足しています。^^1
それだけでも先生の芯の通った動きを見て、
自分の体が影響を受け感化されます。

もちろん実際に練習をしたいと思いもありますが、
太極拳の自主トレは不可能だと思える。
先生の客観的な視点での指導が必須です。
いつかまた習いたいと思いました。