ストレスを回避するための方法-

簡単なトラウマやストレスを解消する方法。

【準備ステップ】

椅子に座ったり仰向けに寝てください。
まずは首を緩めて、肩を緩めて、腕を緩めて、そして足を緩めて。
最後に顔を緩めて。
まるでさわやかなクールなそよ風が吹くように。
そしてゆっくりと腹式呼吸をします。
これを3分間くらい。



【ステップ1:マイナスイメージの消去】

右手をおでこに、
左手を後頭部に当てます。
頭部を大切に包み込むように。
(スリーインワンでは『F/Oフォールディング』ハンドポジションという)

そして嫌な思いをしたときのことを、
頭いっぱいに思い出します。
しばらくすると潜在意識のヒダにひっかかっていた、
過去のできごとが蘇ることもあります。
怒りであったり、恐怖であったり、せつなさや悲しみなど、
さまざまな感情が毛玉が渦を巻いて絡まっているような混乱状態。

だがしばらくするとその辛かった思いなども落ち着いていきます。

時期に客観的に眺めることができるようになり、
マイナスのイメージが泡のように浮かぶ様子を見つめます。
泡はパチッンと小さな音を立ててひとつずつ消えていくイメージ。

脳の中では通常嫌な思いや混乱をきたしているときには、
脳の中央部分に血液が集まってストレスを強く感じます。
ストレス脳状態です。

ですが肩がこったりするとその部分に手を持っていきますよね。
するとそのコリが軽減します。
実際に手を添えている箇所の血流を測ると促進されます。

同じ原理で頭に手を添えることでストレス脳が解消されるのです。

本来はストレスが脳に掛けられれば、
脳の中央部分に血液が集まるはずが、
手のほうへと血液が吸い寄せられていき
ストレス脳にはならないのです。
幼いとき母に暖かい手を当ててもらった感触と同じ落ち着いた心持になります。
リラックス脳状態です。

それにより嫌な体験やストレスがおさまってくるのです。
少しずつ感情を波立たせる力を失います。
マイナスのプログラムが脳から削り取られたのです。


【ステップ2:プラスイメージの強化】

では次に脳にプラスのプログラムをします。
まだ手は額と後頭部に添えたままです。
今まで自分で体験した楽しかった経験、
何かに打ち込んで充実していたひと時、
嬉しかったペットや両親・恋人との思い出。。。

楽しい思い出頭の中を満たしてください。
自分の中の自信や情熱のエネルギーに満たされた体感しましょう。
この体感が先ほどまで辛かった体験を思い出してきたときに、
同時に思い出されてエネルギーを感じ冷静に見つめられたり、
心がざわつかない。

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これで終了です。

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このプロセスがしっくり来る人の場合には、
ストレスによる感情の波立ちが抑えられるように変わるでしょう。

それ以外にも、
目がいつもよりはっきり見え出したり、
肩の力がすぅ〜と抜きやすくなります。

※手の頭への添え方の別方法。
左右の耳の上にある両側頭骨に添える方法もあります。

筋膜をリリースするワーク後には、
筋肉と脳のストレスのキャッチボールがおさまります。
その機に乗じてこのようなストレス対策セッションを行う。

筋膜リリースのボディワークとストレス対策セッションの連携は強力です!

それにより大きな体質改善成果を収めている治療院があるそうです。
プロとして上記の方法以上の成果をだすためより強力な仕様にしているそうです。
成果があがる理由がイメージできます。

心のストレスが原因で、
体の痛みを生じさたり筋力を無力化させることがあります。
これは私を含めてその大小はありますが誰でも持っています。
その心や脳のストレスへアプローチしていく方法を用いることで、
新たなステップへと階段を登ることができるのでしょう。

興味深い試みですね。