*『できない』と『したくない』は別物です。

*『できない』と『したくない』は別物です。


重要な問題に取り組むときや提示されたとき。
その返答を自問するとき。
『できない』と『したくない』の二つの間で、
かけ離れた結果の違いがある。


『私はそれができない』というときと
『私はそれをしたくない』というとき。


■『できない』と考えたとき。
まだ問題に取り組んでいるわけでもないからできるわけない!
『主観的に判断して、できないと思い込んでいるだけ』です。
客観的には、あなたならば余裕でできるんじゃないの?と
評価されるような事もできないと思ってしまう事さえある。


『できない』という言葉は、
脳内の快感物質分泌を押さえ込む。
胸腺を締めつけて萎縮させる力がある。
免疫力も弱まるようです。


『できない』という口癖が、
未来の不健康も造り出すわけです。


自分では気づかないうちに物事の取りかかりの始めで、
ブレーキを踏むだけではなくエンジンを切っている。


『できない』と思って取り組むと、
できなくするようなイメージを想起させ、
そのイメージ通りになるよう脳が活躍する。
脳は無分別にイメージで思い描いた方向へ、
船を走らせるだけのものです。


■したくない』と考えたとき。

できないわけではなくて、
したいかどうか感情の受け入れ状態を優先している判断しただけ。
『できる』という肯定的なイメージが底面に存在している。
『客観的に判断してしたくない』と述べているに過ぎない。


『したくない』と思って取り組むと、
感情面のしたいかどうかの変わり具合で、
いつでも『できる』モードに移行できる。


問題を受け入れたあとにできたイメージを思い描く。
その問題解決後にどのような
うれしいシーンが訪れるか疑似体験できるよう、
イメージを創作する。
そのときに何か身につけるモノ(腕時計など)に
「今得たイメージは、このモノを見たらすぐ喜びと共に思い出す事となる」
と宣言すればなお良い。
無論うれしくなるシーンが描けないような問題は放棄すればいい。

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『できない』と『したくない』という言葉使いで、
選択の芽を摘むか選択権を握るかの違いが生まれます。


体の使い方を学ぶとき。
『できない』と思うと後にできないイメージを引きずる。
『できない』のではなくて『今はしたくないだけ』です。


体の凝りがある現状では理想姿勢になると
喉がしまったり体がぐらついてしまいます。
だからそのような姿勢をとりたくないだけ。


そう考えるようにしてください。


『できない』というと脳が逃避姿勢をとる。
かなり強烈な不安と緊張を伴うモノで後を引く。
潜在意識的に様々なできなかった過去の傷を思い出される。
今の目の前の問題以外のものに注意力がずれてしまいます。


『したくない』といいましょう。
胸を張って堂々と。


『したくなる』ような方法を見つけるよう頭を働かせましょう。
脳は知的にしたくなる方法を探し出します。
自分がしたくなる設定を求めている。
能力を発揮するカギさえなくさなければ、
常に成長する事ができるのです。


そこが大切なのです。

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一番最初に『これがまっすぐの立ち方ですよ』と、
踵に乗ってもらい、骨盤前傾を起こされ、
骨盤隔膜-横隔膜-声帯隔膜の三つが地面に水平に立った位置をつくられたとき。


『こんな立ち方はできない』とは思わないでください。
『今はこの立ち方はしたくないなぁ』で十分。


そのうちこの立ち方で立てれば、
骨を最大限利用して立つ事ができる。
筋肉はゆるゆるで楽ちんでいられるようになれるそうだ。
抗重力筋は自分では使っているかどうか自覚がない筋肉。
そこが勝手に体を支えてくれるというからありがたい。
とイメージを創造してみてください。


そうすれば心理的な障壁を感じなくて済みます。


『できない』と思えばできなくなるのなら、
そのような無駄なことは考えなければいい。
できなくなりたいのではなく、
できるようになりたいのです。


胸を張って言いましょう。


『今はこの窮屈な立ち方をしたくはないよ。
いくらこれが理想的な立ち方といわれても。
でも不要な筋肉のしこりが減りシンプルになれば、
私にもその立ち方ができるようになるイメージは思い描けますよ。
楽なんでしょうね、きっと^-^)』
と。


ワーカーにもこの回答が一番うれしい。
ほっとするんです。


ぜひ、そんな返答を用意してください。
よろしくお願いいたします。m__m