太極拳要訣を10ポイントに注目!

太極拳要訣を10ポイントばかり紙に書き出しています。
それを机の脇に貼りました。

『虚領頂勁』
『含胸抜背』
『鬆腰』
『沈肩墜肘』
『虚実分明』
『用意不用力』
『上下相随』
『内外相合』
『相連不断』
『動中求静』
です。


この一つ一つに身体を使うためのエッセンスを言い当てています。


たとえば...
『虚領頂勁』『含胸抜背』『鬆腰』『沈肩墜肘』などは
身体を操るときの具体的な状態の指示の言葉。
首筋を伸ばし頭の姿勢を整えて、
腰を緩め前反り腰にならないように。
肩や肘を程よく落とす。
のような指示をする。


『相連不断』は常に手足をとどめずに動きつづける。
立っているときも、
手足は常に不断に動きつづけていること。
動きが静止しているように見えても固まらず動きつづけている。
意外にこのことは忘れられやすい。
固まる静止状態の意味を知ると重要性がわかる。
『動中求静』は動作の中に静けさを求める。
『用意不用力』はイメージを用いて力を用いるなということ。
『上下相随』は身体の腰から上下に別けて相互にリンクして動く。
この場合、腰は大腰筋上端付け根部。
『内外相合』は心と身体を合わせて動く。
『虚実分明』右側が虚ならば左側を実にしてというようにする。
などなど。
含蓄がある言葉。


太極拳要訣を書いた紙をワークを始める前に観ています。
そうすることで癖のある動き方を手放し、
合理的な使い方ができるように注意する。
ワーク中にこの要訣を頭の中でチェック。
要訣を実践出来るよう努めています。


ここまでできねば。。。
先に進めないという気持ちがある。


短文に深い意味が隠されていると驚きます。
身体の使い方のエッセンスがここにあります。
少しでも身につけられるよう頑張りたいです。^-^)