仙人の肌は処女のように柔軟だそうです。

人の身体の活性化と若返りには、
身体を生命そのもののような嬰児のように柔軟にするのが第一です。


老子は体がこわばって干からびる事を死の象徴と言いました。
嬰児や女性の柔軟性を生の象徴としました。


荘子は遥か彼方の山奥に住む仙人は、
その肌は処女のようであると説いています。


ちょっと意外じゃないですか?
仙人はお爺さんの姿で肌にはしわやシミがあると想像している方々には、
なんで処女のような肌をした仙人がいるんだろうかと不思議なはずです。
でも私には過去気功をされていた老師の身体を触ったことがあり、
処女のような肌というものを70歳代の男性から感じたことがある。
荘子も同様に若者の肉体や容姿のままの仙人がいると説いたのでしょう。
仙人の里は高齢の若者であふれていたのでしょうね。





すると身体を常に筋肉や内臓のしこりをつくらずに、
関節を柔らかく保ち続ければいいのですね。
身体を動かし体液の滞りをつくらないようにする。


今が常に身体改善の未来への出発点で、
嬰児の柔軟さを取り戻し維持すればよい。


嬰児の柔らかさを忘れかけているならば、
屈託のない嬰児の心をまず思い出すこと。
それから身体を緩めていくような動作をしていくことで、
身体は柔らかく変わっていきます。


少しでもそうなれるように、
近づいていきたいですよね。