効いているぞ、効いているぞ

漢方の薬膳を食すとき。
ちょっとしたコツがある。


食べながら自分の体の悪いところを想定して、
『効いているぞ、効いているぞ』と思うのだ。
または『治れよ、治れ』と思う。


実際に漢方が効果があるものであれば、
別にこんなことを考えなくても変化が生じるはず。
だけど体から治すのと同時に心から治すアプローチをする。


俗に言われるプラシーボ効果のように思えるだろう。


でも薬膳を食べるときに薬効を期待していたはず。
そうであれば体の変化と心の変化が相乗するなら願ったり。


つまりからだが変わるときには、
自分の心や意識がその変化を受け入れるといい。


例えば体の使い方の新しい方法を会得したならば、
『自分が変わっていくぞ』
『効いてる、効いている』
『さっきまでの間違った動かし方を手放して、
今の自分の意識はまったくもって晴れやかだ』
とか、
いろんな言葉を使って意識が変化したことを印象付けるのです。