上海癌クラブの気功・音楽・ダンスメニュー

『医療気功』(著者:鵜沼 宏樹・出版:春秋社 )という本を読んで。


126ページで上海癌クラブの存在を知りました。


1989年に袁正平氏を中心に癌患者が集まり結成した。


「癌イコール死ではない」というスローガンを叫んで、
お互いを助けあいながら気功を練習していくという活動が始まりだった。
それが12年経過して、
参加人数は7000名に。
そして3週間の集中セミナーというシステムが整備された。


その上海癌クラブの【活動理念】は、
癌患者が自信を持って回復に向かい、
希望を持って人生を送れるよう導く。


そして3つのことを忘れましょうといいます。
(1)自分の年齢
(2)自分の病気
(3)自分の社会的地位


そして1つのことを覚えましょうといいます。
心からわき起こる笑いと笑顔で生活すること。


だそうです。^-^)



その気功セミナーでは、各種気功の実践はもとより、
ビデオ学習、ためになる先生の講演などがある。


そしてそのほかにもレクリエーション、大自然を感じるピクニック。
それに音楽療法(歌)、カラオケ大会、ディスコなんと言う物ものある。
メニュー時間割に必須としてしっかりと組み込まれている。
真剣に取組んでおられるというあらわれなのだろう。
癌生活から遠のくため良く練られたメニュー。
時間割配分も絶妙なはず。
なにせ命がけで取組んでいるのだから。



現在個人的に気功のみならず音楽療法とダンス療法をいろいろ調べている。
上海癌クラブでもそれらを積極的に採用していることを知り、
妙に私が共感を覚えました。^-^)